2020/09/18
VictorMC-L1000の底突きの修理

そうしている中でコイルを修理を終えてレコードに乗せると針先が沈み込んで腹を突いてしまう個体がある事です。
製造からすでに30年以上たつのですから保管状態によってはダンパーが劣化していて正常ではないものも多くなってきているのではないかと思っています。
今回苦労してコイルを治した個体もレコードに乗せると腹を擦ってしまいます。
これでこの様な状態の物は二個目なので、この様な事が頻繁にあると治すテンションも下がってきてしまいます。
さて、このコイルの修理が完了したMC-F1000ですが、このままでは使用する事ができませんので、『なんとか使える様にならないものか。』と考えていましたが、工夫をすれば再び使える様になる事がわかりました。
通常はダンパーを交換するか、ゴムの復活材を塗るとかが思いつくのですが、ダンパー交換ともなればダイレクトカップル型ではコイルまで交換しなくてはならず、今までは修理は不可能と思われてきました。また、ゴム系の復活材などは劣化したダンパーにどの様に作用するか不明なため実際の効果はどの程度あるのか不安な点がありまた。
今回はダンパーを弄らなくてもボディとのクリアランスが取れれば全く正常な音が出る事が手持ちの他のL1000との比較でわかりましたので、もし、MC-L1000の底着きで悩まれている方がおられましたならば一度ご相談ください。

スポンサーサイト
コメント
No title
2020/09/19 12:12 by ナゾ男 URL 編集
No title
MC-F1000/TSと呼ばせて頂きましょう(笑)
2020/09/19 19:21 by pippin URL 編集
No title
何時もダンパーのへたりを心配して使っていた方、ダンパーがヘタってしまい使わなくなってしまった方はいると思います。発売当時から今に至るまで最高峰のカートリッジの一つですので壊してしまったり、仕舞ったままなのは勿体ないと思います。
2020/09/19 20:30 by millionhit URL 編集
No title
MC-L1000のF1000化は何度やっても難しいですが、だんだんと慣れてきました。
極難しい作業が終わりレコードに乗せた時に腹着きだった時のショックは大きいですが、今回これを治す事ができる様になって、よりはF化に自信が持てる様になりました。
2020/09/19 20:36 by millionhit URL 編集
管理人のみ閲覧できます
2020/10/06 16:22 by 編集
Victor MC-L1000 修理できますが?
私のはそれほど頻繁に利用はしていませんでしたので底突きはしていない様です?
レコードプレーヤーの蓋を開けた状態で、親戚
が、無造作にカートリッジの上に洋服を掛けてしまいました。結果、透明の蓋は外れ、針が直接ターンテーブルの上に乗っかってしまった様で、洋服をとる際にも服を引きずる様にとったので、針にかなりのダメージをうけた様です。
再生してみると、片方から音が聞こえなく鳴っていました。カートリッジのネジを外し、中を見たら断線していました。
直るようでしたら、お願いしたいと思いますが、大雑把で結構ですので修理代金が分かる様でしたら教えて頂けると助かります。
直らないようでしたら。点検費用を教えてください。よろしくお願い致します。
2021/03/01 02:25 by 伊藤康雄 URL 編集