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パッシブボリュームを製作してみました

私はもともと高能率のアルテックのA5スピーカーを使用していましたので、プリアンプのボリューム後のフラットアンプはパスして使う事が常で、音質もパッシブの方が鮮度が高く好きでした。現在のサブシステムの音量調整はfidelix社の『LZ-12MC』プリアンプ内のアッテネーターのみを使用していて、いわゆるパッシブプリとして使用しています。
この『LZ-12MC』プリのボリュームはL型アッテネーターで抵抗は音質の良い非磁性のタンタル抵抗ですので使う価値があるのですが、アッテネーターだけ使っているのでこのプリだけ無駄に大きく、サブシステムに使用している他の機器は皆コンパクトなのでもっと小型で取り回しが良い音量調整機が欲しいと思っていました。
以前からフラットアンプは使用しないので音質が良ければボリュームのみでよいのですから、そこでパッシブボリュームを検討してみることにしました。購入する候補ですが、ミニディテントボリュームは少し曇る事は知っていましたので候補から外し、導電性プラスチックボリュームも検討しましたが、今回は東京光音のアッテネータ式2P-2511を選択しました。このアッテネーターはプリント基板に極小の抵抗を取付け、ミニディテントボリューム並みの大きさを達成していますので是非聴いてみたいと思いました。一緒にボリュームノブ購入も・・・と思ったのですが、よく考えてみたら自分の旋盤で好きな大きさに挽けますね。(笑)
IMG_0651aa.jpg
IMG_0645bb.jpgという事で。届いたものに自作したノブとRCA端子を取り付けて仮の音出しをしてみました。
IMG_0656cc.jpg
IMG_0657dd.jpgケーシングしてコンパクトなパッシブボリュームができあがりました。RCAジャックは非磁性のモガミ7552です。
IMG_0667vv.jpgさて、さて、肝心な音質はどうでしょう?ネットの評価ではこのボリュームは今一つパッとしない評価ですが、私の評価方法は直接原音比較法と言う方法を使います。まずフルボリュームでも聴けるあまり出力の大きくないカートリッジを使ってフォノイコ『レジェーロ』からパワーアンプ『セレナーテ』にダイレクトに入力し、これを基準音として使い、今回のボリュームをこの間に入れ音の差が無いかを聴き分ける方法です。ボリュームをワンクリック下げないと使ってある抵抗の音が聴けないので音の大きさに少し差がありますが、直接比較対象の音があるのですから質感は十分にわかります。
音の鮮度が落ちないか。曇って空間が浅くならないか。高域に派手な色や硬質な強調感が付かないか。音像や低域が膨らんだりしてないか。色々なレコードを聴いてみましたが、ビックリするほど音は変わりません。これは素晴らしいボリュームです。
『LZ-12MC』でも少し音が曇るのですが、パッシブボリュームにした事でセレクターやバランスなどの接点が無くなり、必ずノイズを出して音質に影響する電源などが筐体内部にない効果ですね。音の変化量は聴き分け出来ないほど少なく、鮮度は全く落ちません。
おそらくCDプレーヤーの出力とパワーアンプの間に使っても同様の良い結果がでると思います。
制作し始めは今使用しているプリと同じか少し落ちる程度の結果がでれば上々と思っていましたが、良い方向に嬉しい意外な結果で これからますます音楽を聴くのが楽しくなりそうです。IMG_0678PP.jpg今のサブシステムです。プリがパッシブボリュームになったのでコンパクトなシステムになりました。



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台風一過

懸念していた事が現実となり、かつて無いほどの猛烈な台風が被災した後にやってきました。
今回の台風19号は前回の15号より強力との事でしたので風はもっと強く、大きさも大きいので、あの強烈な風が何時間も吹荒れ、前回の台風の被害がより拡大してしまうのではないかと思っていましたが、僅かに西にそれて風はそれほど強くはならなかったので被害を免れました。
電気も停電を覚悟していましたが、二回ほど消えたり点いたりしてましたが、前回の様に長時間の停電にはなりませんでした。

ニュースを見ると今回の19号は巨大な雨台風でしたので関東平野は水浸しで多くの家屋が水没しているのを見ると、強風の恐ろしさとは違う水害の恐ろしさもよくわかり、最近被災した者としては被害に遭われた方々が早く日常の平穏な生活に戻られる事を切に願うばかりです。



最悪の予測的中か・・

先月9日に千葉県を通過した台風15号は甚大な被害をもたらしました。
私の家や設備にも大きな被害があり、一週間の停電をしいられましたが、やっと片付けも終わり平静を取り戻しつつありました。

しかし瓦やトタンなどの屋根材は圧倒的に不足し「修理は年内に終われば早い方」と大工に言われました。
ガレージのシャッターも修理の見積もりが出ただけで、やはり何時治るかは全く検討がつきません。
破損した屋根はそのままでは雨で傷んでしまうのでブルーシートで覆い、とりあえず間に合わせを自分で済ませましたが、心配は「通常の雨なら何とか凌げるが、台風がきたらもたないだろうな。」と思っていたのです。

ところが、前回の台風15号より強力な19号が全くおなじ経路をたどって上陸するとの事、心配していた最悪のパターンです。破損のないシャッターの後ろに押し破られない様に足場用の鉄骨を組み、屋根のブルーシートには土嚢を乗せ、起こした木にはつっかえ棒をし、考えられる事はやりましたが、今は『人事を尽くして天命を待つ』の心境です。
まもなく台風19号が上陸しますが果たしてどの程度の被害になるでしょうか?

オイロダインを聴く会に参加させて頂きました。

IMG_0578aa.jpg事の始まりは下記の記事からです。
https://millionhit515.blog.fc2.com/blog-entry-512.html
もう40年以上前にスピーカーはどれを購入しようか迷っていた時に雑誌で見た『オイロダイン』と言うスピーカーを知りその形の良さに一目惚れで憧れのスピーカーでした。
しかし、私の購入予定価格の限度は100万円と決めていたので、当時130万円する『オイロダイン』は残念ながら射程外でした。
それからずっと聴いてみたいスピーカーでしたが機会もなく今になってしまいました。
今回お知り合いになった『気まぐれさん』がこの『オイロダイン』を所有している事を知ったので「是非聴かせてほしい」とお願いしたのですが「今は倉庫に保管してあり、リスニングルームには置いていない」との事、この時は残念ながら聴く事はできませんでした。
『気まぐれさん』は以前はこの『オイロダイン』を聴く会を毎年定期的に催していたそうですので機会があれば是非聴かせて頂きたいむねをお願いしてありました。そして、今回その願いが叶って『オイロダインを聴く会』を設定して頂けることになりました。
IMG_0590bb.jpg今回はオーディオノート社のご好意で社内のフロアを貸していただき、ドライブシステム機器も全てオーディオノート社製の最高級機種でした。
IMG_0587cc.jpgオイロダインをドライブするのは211のプッシュプル巨大なモノラル管球アンプです。
IMG_0598xx.jpg
実物を見るのは初めてですが、平面バッフルに取付けられたオイロダインは時代を感じさせない非常に良いコンデションで、ウーハーはフィクスドエッジ、ダンパーはベークライト蝶ダンパーではなく、通常の波型の布製です。
私の使っている『ALTECA5』に使われている515ウーハーもフィクスドエッジの軽いコーン紙を使い軽い質感の低音を出しますが、この『オイロダイン』も同じ構造で見るからに軽い(反応の早い)低音が出そうです。

聴く前に『気まぐれさん』は「レンジは狭いし大したことないよ~」と謙遜して言われていましたが、出てきた音は「なんと素晴らしい!」
私も昔から『ALTEC A5』を使っていて、この私のスピーカーもオリジナルのままでは周波数レンジは狭いのですが、当時は主にポップスやボーカル物を聴いていましたので、この種の曲にはそれほど周波数レンジが広くなくても不満がなく、クラシックのオーケストラやバイオリンを聴く様になってからA5のレンジを拡張し始めた経緯があります。
なので昔から音楽を聴くうえで中音域が一番大事な事は十分に承知していましたので、今回フルレンジの様に鳴る『オイロダイン』を聴かせていただいても全く違和感はなく、特にのびのびとした鳴りっぷりの良さには感嘆いたしました。やはり低音は反応が速く、中音は密度が濃くボーカルなどの実在感があり飛び抜けてリアルです。
『オイロダイン』は当時は買う事はできませんでしたが、かなり無理して買っていたとしても後悔のないスピーカーだったと分かり、やっと長い時間を経て気になっていたスピーカーの音を知る事ができました。有難うございました。

今回の視聴会を開催するにあたって多大の手間と御苦労をして頂いた『気まぐれさん』と『オーディオノート社』の関係者の方々には心より厚く御礼もうしあげます。

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