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THORENS MCH Ⅱの修理

毎日曇空と雨で鬱陶しい日が続いていますが皆様 体調など崩さぬように気を付けてお過ごしください。

先日のオフ会の時に何時も参加してくださるダマテラさんからカートリッジを二点預りましたが二点ともスタイラスチップの脱落との事です。
そのうちの一点のカートリッジ『トーレンス MCHⅡ』の修理をしてみようと本日取り掛かってみました。MCHⅡは形からお分かりの様にプロ用ターンテーブルを作っているEMT社の専用カートリッジTSD15を使いやすい様にコンシュマー用に作り直した高級カートリッジです。
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MCHⅡカートリッジのカンチレバーのチップ取付け穴は残っていますがピンセットで触ってみると粉々になって飛び散ります。原因はアルミの腐食によるチップの脱落です。このままでは取付ける事が出来ないので崩れる部分を取り去り清掃をしました。

チップは通常の楕円針との事ですので合う様なものを捜してみました。
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取付ける方向がありますので赤のマーキングをしてこの折れ曲がったカンチレバーからチップを取り外しました。
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そしてチップを取付けた顕微鏡写真です。接着剤が固まるまでそのままにして試聴は明日ですね。
良い音が出てくれる事を願って今日は寝ます。

6月26日追記しました。
翌日に接着剤が固まるのを待って拙宅のプレーヤーに取付けて音出しをしてみました。
オルトフォンタイプのカートリッジでは意外や癖のないニュートラルな音がして以前にEMT930STプレーヤーで聴いたTSD15の印象よりかなり良く聴こえます。
空芯カートリッジしか聴かない私の音ではありませんが、これはこれでなかなかの音を聴かせてくれました。
試聴では音に問題は無い様なので無事にダマテラさんに返す事ができそうです。
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6/19家オフ

昨日は久々に拙宅でオフ会がありました。
参加された下さった方はaudiofunさん、雪まるださん、ダマテラさん、そしてkさんです。
今回の主な目的は
1.audiofunさんの作ったP2D+DSD原理基盤を搭載したDACの試聴
2.私の作ったピュアストレートアームとベアリング式スピンドルシャフトの音の試聴
の二つになります。

audiofunさんの今回製作されたP2D+DSD原理基盤DACは暫く使う前に動かしてウォームアップをしないと能力を発揮しないそうで「私が午前中に雪まるだ邸でのオフ会をしている間に動かしていてほしい」と先に拙宅に寄ってDACを置いていきました。
私は午前中は仕事がある為に雪まるだ邸でのオフ会には参加できませんでしたので、仕事の合間に一人で落着いてジックリとこのDACを聴く事ができました。

トランスポートは私の改造したQA550カードトラポをI2S出力で接続し、このDACの内部でPCM信号をDSDに変換しDSDDACから通常のラインで出力します。

試聴した音質ですが、まず音が出た瞬間に滑らかで優しい事が分かりました。
通常のPCMはやや硬質感がありハッキリ、クッキリしているのですが長時間聴いていると疲れて嫌になってきます。しかし、このDACは長時間聴いていても嫌になる様な音がしません。「よりアナログライクな音になってきたな」と感じました。
通常聴きやすい音になるとエッジの丸い音になってしまい私が聴くには『どうでも良い様な音』になりがちですが、よく観察してみてもエッジや細かい音が潰れて聴きやすくなっている様ではありません。
聴いた感じではPCMから情報量が増えた感じには聴こえませんのでアナログと同等とはいえませんが通常使用する場合は私はこのDACでデジタルは聴きたいと思うほど良い音でした。
オフ会の最後まで長い時間をかけて聴いてもこのDACの印象は変わらなかったので
やはりデジタルも進化し続けている事を強く感じさせてくれました。
進化をつづけて最後はアナログと同等の音になってくれる事を大いに期待したいものです。

その後に午後から皆さんが次々に到着されて私の今回製作したピュアストレートアームとベアリング式スピンドルシャフトの効果を部品やプレーヤーを交換して聴いてもらいました。
この評価は私が書くよりもaudiofunさんや雪まるださんの記事におまかせしたいと思います。
今回もとても楽しいオフ会となりました。
皆さんには遠路お集まりくださり真に有難うございました。

ベアリングシャフトの音質比較

先週ラジアルボールベアリング式スピンドルシャフトの製作を完了して
しばらく様々な音楽聴いて比較試聴をしていましたので試聴記事の掲載が遅れていました。

音を出す前にスピンドルシャフトを何時もの様に指で回してみて今まで使用してきた物と比較してみました。回す力は僅かにベアリング軸の方が軽く、思ったよりも差がありません。今までの『滑り軸受け』は同じPL-25Eの7mm径の中間を細くして軸スリーブとの接触面を少なくし軽いオイルをつかっていますので、この軸でもかなり良く出来ている事が分ります。ただ、オイルが接触面の間にありますので指に粘る感触が感じられます。
一方ベアリング軸は軽くは回りますが丸い物が転がる「ジリ、ジリ」感が指に感じられますので、これがどの様に音に影響するのか心配な所ではあります。ただしオイルが介在しないのでサラッと乾いていて粘る感触はありません。

さて、お待たせしている音質比較ですが、大きな違いは『ボールベアリング軸』は『滑り軸』に比べて音に解放感があります。『滑り軸』は上から抑えられた様に感じ、聴き方によっては落着いた真面目な音とも言えますが、良く聴くとやはり「オイルダンプされた音」だと分かります。(このオイルで抑えられた極端な音が太いスピンドルシャフトの抑圧された無表情の死んだ様な音なのです。)
『ボールベアリング軸』は音の響きが空間上方に「パァーッ」と広がり華やかさが感じられるのです。心配したボールの転がるジリジリ感の影響も音には全く感じられません。

弦楽器を聴くと『滑り軸』の方は落着いた傾向の音なので向いているのかと思うと、さにあらず。『ベアリング軸』の方が歪が低く刺激のない音でこれは聴けば「あー!なるほど」と皆納得してしまうほど明らかな差がでてしまいました。

そして、もう一つ分った事は音が何のストレスもなく「スッ」と軽く出てくる事です。
音の純度はより上がり各楽器から とても澄んだ綺麗な余韻が尾を引きます。「レコードにはここまでの音が刻み込まれていたのか!」とあらためて感動したしだいです。

この様に『ベアリング式軸受』の方が明らかに音楽が生き生きとして楽しく音が良い事が分りましたが、なぜ今までこの様な方式のスピンドルシャフトが作られてこなかったのか?

不思議です。

スピンドルシャフトのボーベアリング化の検証2

昨日の記事の続きになります。
まず使用するスピンドルシャフトですが検討した結果PL-25Eに使用されている7mm径の物を使用するのが一番効率がよく作れそうです。
内径7mm外径11mmのミニチュアボールベアリングを購入しました。
イメージ 1
このベアリングをスピンドルシャフトに砥石をかけながら慎重に嵌合わせます。
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使用する軸受ユニット側はPL-31の物を使用します。
イメージ 3
内径は10mmなのでベアリングの外径に合わせて内径を1mm広げて削り上部ベアリングを嵌め込みます。
イメージ 4
と同時にシャフトが短いので底部の長さを16mmほど切り詰めて軸受のキャップを取付けるネジ切をしました。
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下部ベアリングを嵌め込んだ底部からの画像です。右下はシャフトを受ける真鍮製の軸受で4mmボールベアリング球を使用しました。マグネフロート式ですので軸受には数十gから百数十g程度と殆ど加重はかかりませんのでシンプルなこの軸受が一番です。
イメージ 6
組み上げて完成です。左のオリジナルより丈が短くなっています。

スピンドルシャフトのベアリング化の検証

此処数日だいぶ緑も濃くなり暑さも徐々に増してきて夏が近づいている事が感じられる様になってきました。

ここ数年はアナログプレーヤーの検証と改造の記事が多いのですが、もうほどんど完成した音になってきて変更するところは極わずかとなってきています。

そんな状態の中で、今回もプレーヤーの検証の記事になります。
プレーヤーの常識として以前より「スピンドルシャフトは太くて長い方が音が良い」と言われてきました。
しかし、私は「細いスピンドルの方が音は良いはずだ」と思っていたのです。
それまでに実際には自らが直接比較して実験したわけでなかったので絶対とは言い切れなかったのですが、太さの違うスピンドルシャフトを数点用意して比較したところ、『細いスピンドルシャフトの方が圧倒的に音が良い』という事が間違いない事が確信となったのです。http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/26475246.html

メーカーの製品には高額なものにスピンドルシャフトが太い物が多く、中には直径が20mm以上もある極太のシャフトの物まであります。この様な物を見ると「メーカーが考えているのは金儲けの事だけで、音の検証も比較もしていないのではないか?」と疑いたくなります。
スピンドルシャフトの検証実験の結果では回転抵抗の少ないものほど音が良い事が分かましたので、できる限り軽く回る様に工夫をすれば良い事が分かります。

普通はスピンドルシャフトはシャフトの面とシャフトを入れるスリーブの面が接する部分にオイルが介在し滑る事によって回る『滑り軸受』が使われています。スピンドル径を細くすると接する面積が小さくなり回転抵抗も少なくなるのです。
ここでもっと抵抗を少なくする方法として考えられるのはラジアルボールベアリングユニットをシャフトに嵌めて側面の抵抗を下げる方法がすぐにも頭に浮かびます。

しかし、なぜか今までこの様なスピンドルシャフトはありません。
検証もせず安易に極太のシャフトにしてしまうメーカーが回転抵抗を軽減する事など考える頭もないのかもしれませんが、丸い物が転がる場合は『ゴロ』と言うノイズを出すのが一番心配される理由なのではないかと思います。私もこの理由を考えると 思いついていてもなかなか実行するまでには至らなかったのです。
しかし、オーディオの常識には「太いスピンドルシャフトの方が音が良い」などと言う全くの嘘がまかり通ってしまう事を考えれば、実際に検証された結果なのかは疑わしいのです。

ならば、ボールベアリング式スピンドルシャフトの検証実験は実行あるのみです。

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