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ジュエルトーンJT-RⅢの修復

今朝は零下の寒さとなりましたが、強烈な寒波からやっと抜けたようで今日の午後は寒さも和らいで楽な一日でした。

以前ダマテラ邸で聴いたジュエルトーンのカートリッジJT-RⅢの音は素晴らしく、忘れられない音になりました。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/27300241.html
構造は菱形アーマチュアを使いカンチレバーの中間からレコードの振動を拾う構造はダイレクトカップル型のSATINのカートリッジにとても良くにています。ただし発電はコイルではなく一本のリボンだという事ことです。ですので出力電圧が0.04mVと極端に低く、普通のMC入力フォノイコライザーや並のトランスではノイズが大きくて使い物にはなりません。
http://20cheaddatebase.web.fc2.com/needie/NDnagaoka/NAGAOKA.html
しかし、フィデリックス社のプリアンプMCR-38やレジェーロの超ローノイズのフォノイコなら十分にその能力を発揮できます。
なのでどうしても欲しいカートリッジの一つだったのです。
ヤフオクで検索を張っていましたが出品があり、今回落札できた物が今日到着しました。

早速どんな音が出るのかと期待しながらプレーヤーに付けてみましたが針圧をかけるとレコードに腹を着いてしまいます。
当然音も歪んでいて正常な状態ではありませんでした。
「あちゃー!こりゃーダンパーが駄目だわ」と思いました。
外観にも錆があり保存するのに適さない湿気の多い所にあったものと思われます。

このままでは聴けないジャンク状態なので普通はここでお手上げですね。
蓋を開けて中を見てみました。
イメージ 1
一度直そうと試みた形跡がありますね。赤い矢印の所に有るはずのテンションワイヤーストッパーのネジがありません。
通常のカートリッジはカンチレバーの根元にダンパーがあり、このカートリッジも写真の様に緑色のレバーダンパーがあります。しかし、その他に青の矢印の所にアーマチュアを保持するダンパーが左右にあります。これが劣化して剥がれてしまってアーマチュアが中に落ち込んでいました。
顕微鏡を見ながらアーマチュアを引き上げダンパーを所定の位置に接着しました。

再びレコード盤に乗せてみましたが、ボディは盤面から離れ音楽を奏ではじめました。
しかも極上の音です。
MCR-38プリのボリューム位置は5時とほぼフルボリュームですがノイズが気になる事は全くなく、これが超ローノイズフォノイコライザーの凄さです。
高能率のアルテックのA5を使ってこの位置ですので能率の低いスピーカーではゲインが足りずに苦労しそうです。
オークションのタイトルに動作品だと書いてあったので手に入れた今回のJT-RⅢは、もし他の方が落札していたなら間違いなく使用する事ができないジャンク品でした。希少カートリッジなので無理な修理をして壊したり、ゴミとして捨てられずに私の所で復活できた事は、私にもこのカートリッジにとっても幸いだったと思います。
イメージ 2

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抵抗の放熱器を作りました。

前日の予報では強烈な寒波で夜に雪となっていましたが朝起きると雪もなく雨の跡もなく、寒いですが快晴でした。

先日フィデリックス社のチャンネルデバイダーLX-8が不調で自分で部品を交換して修理したと書きました。電源に使われている抵抗は非磁性の音質最優先のタンタル抵抗が使われていますが容量が2ワットとあまり大きくはなく、流れる電流の限度ギリギリで使用してあります。
使用しているとかなりの熱を持ち長い間に劣化して最後は切れて故障してしまいます。
中川さんは「電源なので非磁性ではないが金属皮膜抵抗で4ワット以上と容量の大きい物に換えても音質にはさほど影響はしない」と言いますが、できればこのままタンタル抵抗を使いたいので、温度上昇を避ける為に放熱用のフィンを熱伝導率の良い銅ブロックで作ってみました。
イメージ 1
モノラルデバイダーなのでプラス側マイナス側で2個、二台分なので合計で4個必要ですが完成まじかで中華フライス盤のギアがまた破損しました。溝切りに金属加工用の丸ノコギリを付けての作業でしたので負荷が大きかった様です。また修理ですね。
とりあえず2個は完成しましたので熱伝導シリコンを塗って放熱器に抵抗を差込み、先日修理した方のデバイダーに取付けてみます。

フィデリックス社の新年会に参加しました。

昨日は所沢近くのフィデリックス社の試聴室で
新年会があったので参加させてもらいました。

朝の8時に自宅を出発し高速バスで東京駅にでてから秋葉で買い物をして
新年会開始予定の1時に試聴室に着きました。
まだ他の方達は数名の方が来ていただけでしたが
しばらくすると次々に到着して総勢18名の賑やかな新年会となりました。
試聴室は吹き抜けもある21畳の広さがありますが定員一杯の人数でした。
その中に以前に大沢式カートリッジを作って頂いた大沢さんも来ていました。
それまで面識はありませんでしたので、この機会に御挨拶できて良かったです。

はじめに中川さんの今注目して研究している機器の音や試作品の音を聴かせてもらい、
その後間もなく食事となりアルコールも入りましたので話が盛り上がったところで
新年会に参加されていた安田紀生子さんのバイオリンソロを聴かせてもらいました。

近くで聴くバイオリンの音は大きくてエネルギーがある事がわかります。
もちろん実在しますので音に密度があり、オーディオ機器から出てくる音がホログラムの様に薄く透けて感じますね。
また、ちょっと言葉としては矛盾する様に思うかもしれませんが激しく強烈な音の時でも優しい音でした。(分かる人には理解してもらえると思います)
小品を数曲を聴かせてもらいましたが
こんな近距離でプロのバイオリンのソロが聴けるとは中川さんからは全く聞いていなかったので今回はとても幸運でした。

その後帰宅するのに時間がかかるので中川さんにお暇する事を告げて帰り支度をしていると、アナログレコードの試聴が始まりました。聴いたのは帰るまでの数分でしたがプレーヤーやアンプは拙宅と同系なので優しい音がしている事がすぐに分かりました。

9時頃に帰宅しましたが、今回はとても楽しい新年会に参加させていただきました。

新春のご挨拶

新年明けましたおめでとうございます。

昨年も沢山の方々に当ブログを見に来て頂き感謝いたします。
去年は目標としてきた『理想のアナログプレーヤーの回転』をほぼ達成できたと思っております。

今年もまた新な物に挑戦してみたいと思っています。
取り合えずは25Eに取付けるスタックスのアームを参考にしたワンポイントアームでしょうか?

去年の後半からLX-8チャンネルデバイダーの片側からノイズが出る様になり
メインスピーカーのアルテックA5の要でもあるため、
これが動かなくなるとメインスピーカーを使う事ができなくなります。
購入から35年近くたっている機器なので故障はいたしかたなしですが
修理を依頼するフィデリックス社の中川さんは今はとても忙しくて
修理を受けてくれる時間はなさそうです。
また「マルチの環境が無い為に修理の終わったデバイダーを試す事が出来ない」
との事です。

色々と調べるとノイズの原因はデバイダーの電源部である事が判りましたので
部品を送ってもらい自分で交換修理をする事にしました。
ノイズの出方は不安定で1日くらい出ないと思うと断続的に出たりする厄介なパターンです。電源部のパワートランジスターや抵抗を変えて様子を見ていてノイズが出ないと喜んでいると暫くするとまたノイズが出てきます。怪しい部分を全て交換してやっとノイズが出なくなりました。それが昨日の大晦日です。昨日から一度もノイズが出る様な気配はなく快調に動作していますのでデバイダーは治った様です。
お正月前日に治って良かった。今日はこのままアルテックのA5で一日中音楽を聴いて過ごしたいとおもいます。

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