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スピンドルシャフトのノイズ

皆さんこんにちは。 今日は曇りがちでしたが気温が上がり春が近づいている事を肌で感じられる日でした。

以前、友人のニッパさんにプラッターのセンタースピンドルシャフトから出るノイズがレコードに伝わり悪さをする事を教えてもらった事がありましたが
この対策としてレコードを乗せた後スピンドル先端を抜きとってレコードとスピンドルシャフトを接触しない様にしてスピンドルシャフトから伝わるノイズを遮断するのだそうです。
この機能は以前ロクサン社が商品化したと思いますが、このアイディアを思いついたのは日本人の他の人だった様です。

イメージ 1
別の件でスピンドルシャフトの先端のキャップが取り外しできる様にしてほしいとの加工依頼が来ました。物が出来上がったので音を聴いてみました。
イメージ 2
レコードをセットしたのちにキャップを抜き取った写真です。
この様にレコードとスピンドルシャフトが接触しない様にしてあります。
キャップを付け外しするだけですので音の比較は簡単です。

聴いた結果はスピンドルシャフトの直径の音の差程の違いではありませんが
ザラザラした質感と歪感が少なくなり確かに音はよくなります。
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入力換算雑音-156dBVの凄さ

フォノイコライザーLEGGIEROの最大の特徴は超高S/Nですが
「音楽が始まるまでノイズが全く聴こえない」と好評のようです。
広大な空間表現の為にも音楽の微細な響きをノイズに埋もれさせない為にも
できるだけ静かな方が有利なのは当然です 。

この数値を達成するのはアマチュアレベルの自作フォノイコライザーではほぼ不可能な性能ですが、優秀な技術者でも大変で、この値を達成する為に必要なPchの高gmFETが手に入らない今となっては、このフォノイコライザーと同等のS/Nの物を作る事はもう出来なくなっているのです。
また達成できたとしても極微小の信号を扱うヘッドアンプ部では高gmFET以外のバイポーラトランジスタの様な素子では微小信号の再現性で音質的に大きく劣る事になってしまうのです。
今回のLEGGIEROは電源トランスを本体から外に出しましたが、中川さんの話では この-156dBVを測定して出すにはトランス部を1m以上も離さなければ達成できないほどシビアな性能なのだそうです。
しかし、実際に使用する時はトランスの筐体はある程度離せば人間には分らないので(人の耳はIHF-Aカーブなので)
そこまで神経質になる事はないそうです。

LEGGIEROのもう一つの音の秘密

LEGGIEROは発売いらい予約も含め販売は好調で
すでに第2ロット分の発注をかけたそうです。
アナログレコードを聴く人の数がかなり少なくなっている事から考えると
これは驚異的な事なのです 。

前の記事でLEGGIEROの超ハイインピーダンス受けによる音質の特殊効果について書きましたが
もう一つ今まで中川さんが秘密にしてきた音質に大きく影響する特徴があります。

私が最初にフィデリックス社から購入したのはLZ-12MCプリアンプですが
これに載っているフォノイコライザーは中域以上はキメ細やかで優しい音でとても気に入っていましたが、低域はロックも聴く私には押し出しが不足で、生演奏の芯のある「ガツン!」とくる迫力と厚みが不足して物足りなく聴こえました。(大人しく聴こえる)
この事は何時も中川さんに話していたのです。
なのでLZ-12MCを使用している頃は「世の中にはもっと音の良いプリアンプは存在するのではないか?」と思う不安定な気持ちが常にありました。

しばらく時が流れ「新しいプリアンプが出来たので聴いてください。」とフィデリックス社より連絡があり
MCR-38プリアンプが送られてきたのです。

その時私は「それ程音は変わらないだろう」と思っていて、価格もけっこうな値段だったので購入にはけして前向きではなかったのです。
しかし聴いた時の音は衝撃的なものでした。
LZ-12MCでも良いと思っていた中高域はもっと自然でキメ細かくなり
不満のあった低域はもう文句なしの力強く厚みのある重心の低い音だったのです。
購入を決めるのは即決でした。

そして、MCR-38を長い間使用してきて色々なプリアンプと比較をしましたが、他のプリアンプと比較する事自体が無駄な事で
「比較するのは他のプリアンプとなどではなく入力側の音のみだ!」と悟る事になるのです。
当時は「なぜこんなに音が良くなったのか?」を中川さんに聞いたのですが、
その事については「秘密です。」と話てはもらえませんでしたが
ここにきてその秘密を少しづつ話てくれる様になりました。

MCR-38には42個ものレギュレーターが載っていますが
中川さんはアンプの終段が電源を通して初段を揺るがし、その揺れた信号が終段で増幅され、また初段を揺るがすループが出来る事で音質が著しく悪くなる事に気が付いたのだそうです。この対策としてアンプの終段に独立のシャントレギュレーターを入れてループを完全に切り、初段に全く影響しない様にしたのだそうです。
(LZ-12は初段と終段を分けてはありましたがレギュレーターはシリーズレギュレーターでまだまだ不足だったのです。)
この効果は特に低域に現れ重心は低く厚みのある力強い音の再現ができる様になったのです。
実際MCR-38はロックのバスドラのアタックの瞬間も分かるほど力強く厚みのある低音を吐き出します。
左右完全分離の効果もありオーケストラの雄大で重厚な表現力も文句なしです。

この圧倒的な低音感はLEGGIEROにも引き継がれていてMCR-38と同等かそれ以上かもしれません。
このLEGGIEROで「レコードにはこんなにも素晴らしい音が刻み込まれている」と感じられる音を多くの人に改めて体験してもらえたらと願います。

アクセス40万オーバー御礼申し上げます。

今回アクセス数が40万ヒットを超えました 。
これも何時も見に来て頂ける皆様の御蔭だと思っております。

これからも引き続き見に来て頂けるように面白く興味深い記事にしていきたいと思いますので
今後とも宜しくお願い申しあげます。

DCモーターの検証

先日雪まるださんとオフ会をした時に持参された手作りのベルトドライブプレーヤーをソーラーパワーでドライブした時の音を聴いて、とても素直で優しい音が出ていました。
その音の良さはDCモーターをAC電源を使わないで鳴らしているからではないかと思いましたので、
その時に使われていた写真左側の小型DCモーターを検証する為に雪まるださんから頂きました。
イメージ 1
右側は今回作成したパイオニアのPL-25Eに取付ける為のマウントベースです。
イメージ 2
まだネジ止めもしていないですがシンクロナスモーターが付いていた所の穴を拡大してフローティングされているサブシャーシにこの様に取付けができます。
どの様な音がPL-25Eから出てくるか楽しみです。

記事に追加しました。
イメージ 3
フローティング・サブシャーシにモーターを取り付けた写真です。
イメージ 4
モーターの底面にある二つの穴はスピード調整ダイヤルです。
なので底面でモーターを固定するとこの調整が出来なくなるため上面で固定する為に
この様なフランジ付の帽子状の取り付けベースが必要になりました。

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