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サテンM-18BXのメンテナンス依頼

先日のオフ会で、当オーディオルームを訪れてくださいましたkitatanukiさんに一通りのカートリッジを試聴をしてもらったのですが、私の愛用のM-18BXをかけた時にkitatanukiさんから「昔、気にいって使っていたM-18BXがビビリが出て今は全く使えない状態なんだ」との事でしたので
「治るかどうかは分らないですが一度診てみますよ」と話しました 。

そして、今日そのM-18BXが送られてきました。
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サテンのカートリッジはコイルをヨークで挟み、隙間にオイルを入れてダンプしているゴムダンパーを使わない珍しいカートリッジで世界でも唯一無二ではないかと思います。
空芯ダイレクトカップル型で音質は最高クラスと評価しますが、神経質で多くのカートリッジの中で最悪の使い勝手ではないかと思います。
特に埃と寒さに弱くすぐにビビリ音が出てしまいます。
私は埃はVPIのレコードクリーナーで対処して何とか使いこなしていますが、一般の方が このカートリッジを使いこなすのは至難だと思います。

さて、取り合えず今回のカートリッジでレコードをかけてみましたが、いきなりビビリがでてkitatanukiさんの言うとおり使えません。
今までの経験からM-18BXのトラブルの多くは使われているオイルが経年の劣化で硬化してビビリや高域が出ない物が殆んどです。これはオイルの交換ですね。

使う道具はこれです。
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一番小さい注射器の針先に極細のビニールパイプを付けて実体顕微鏡を見ながらオイルを添加するのです。
この時に使うオイルは接着剤や樹脂を侵さない物を使用しなければカートリッジを完全に破壊してしまいますので注意しなければなりません。
コイルとヨークの狭い隙間に浸透圧で入る程度の少量を付けるのがコツです。

オイル添加の後、レコードをかけてみましたが、あっけなくビビリ音は解消されて素晴しい音楽を再生します。
本当にM-18BXは傑作カートリッジの名に相応しい逸品である事は間違いありません。
オイルが馴染むまで数日エージングをしてkitatanukiさんに送り返したいと思います。
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QA550SDトラポの筺体変更

PL-25EADプレーヤーの改造も一段落して落着いたので
今度は愛用のSDトランスポートのQA550の筺体を変更しました。
タカチのケースを使って以前の筺体よりかなり大きくなり
高さは倍化してCAPRICEとほぼ同じくらいになりました 。
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これで部品の交換でのスペース的制約が緩和されましたので新たな部品の取り付けができます。
加工にはフライス盤を使いリモコンの受光部は信号を受けやすくする為に すり鉢状に加工してみました。
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1.11オフ会がありました。

本日は何時も御世話になっているaudiofunさんの運転で kitatanukiさんと、かべさんの3人が当オーディオルームを訪問してくださいました。
かべさんは今回で二回目、kitatanukiさんは初めて訪問してくださいました。

いつもの通りmonoCAPRICEをQA550sdトラポの各種電源を交換しながら聴いてもらった後、
昨日、ASCの進相コンデンサに載せ換えて完結した自慢のジャンクアナログプレーヤーのPL-25E改の音を聴いてもらいました。
前回聴いてもらったかべさんは 「前回聴いた時より格段に音が良くなった」と感心しきりでしたので、
「前回はサブウーハー用のドライブアンプがステレオで使っていたセレナーテで今回は修理から帰ったモノラルアンプのLB-4なのと、ADプレーヤーがPL-25E改になったからですよ」と話ました。

いろいろなレコードを聴いて頂いた後、カートリッジを交換して聴いてもらいました。
今回も楽しい話が盛り沢山で 「アッ!」と言う間のオフ会でした。

みなさん御来場有難うございました。

進相コンデンサの音質比較

前回までは進相コンデンサの値で音質が大幅に違うと言う事が分りましたが
ここまで音が違うなら使うコンデンサの種類によっても当然音質が大きく違うと言う事は予測できます。
今回は手持ちのコンデサを使って音質の比較をしてみました。
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いちいちプレーヤーを上げてコンデンサを付替えるのは面倒なので中から進相コンデンサの付いていた線を引き出し、プレーヤーの前に比較用のコンデンサを並べ、次々に半田付けをして比較しました。

右からPL-25Eのモーターを換装した時についていたオリジナルのオルイコンで実測値は1.2925μFです。
二番目は日通工のポリプロ1.0μに0.33μを足してサンリングのPPSDで調整し実測値は1.4010μFです。
三番目はもう生産されていませんが、トリテック0.68μ×2にASCの0.022とPPSDで調整し実測は1.4010
四番目がASCの1μに0.18μ、値が無かったので日通工の0.22μにサンリングの銅箔スチコン0.0082μで調整し実測値は1.4010μです。

さて、音質比較ですがモーター付属のオイルコンは1.4μFから値がかなり外れていて、しかも質が悪い
当然高域の弦楽器の質感は歪が多く、荒くて硬質で時々耳に刺さるヒステリックで疲れる音です。独断と偏見で点数を付ければ40点くらいかな?

二番目の日通工は値が理想に近くなったのでオイルコンより大幅に音質は良くなっています。やや音の輪郭は甘いのに硬質感があるのが気になりますし、弦の滑らかさが足りない所も気になります。点数は80点

三番目のトリテックは音の輪郭の甘さがなくなり、しかも、しなやかさが加わり、かなり満足の行く音です。キリッ!としているので私の好みの音ですが弦楽器にやや明るい色が付いているとも言えます。90点位でしょうか?

最後はASCですが値が無かったので日通工を足していますので、本来の音では無いと思います。
音は前のコンデンサに比べ 歪感は無くなり、滑らかで、あっけないくらいに大人しくなります。
前のトリテックに比べるとちょっと物足りないくらいです。
これはサンリングの銅箔スチコンも効いているのだと思いますが、トリテックにキラキラとした色が付いている事が分る位に自然な音なのです。PL-25Eにはこのコンデンサを選択したいと思います。評価は95点くらいでしょうか?

こうして比べて見ると以前にツィーターのハイパス用にコンデンサの音質比較をした時と とてもよく似た結果になっていると感じるのです。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/18803428.html
今回の聴き比べでスピーカーでも良い結果のコンデンサは進相コンデンサに使用しても良いという
興味深い結果になりました。

1月10日追記しました。
進相コンデサはASCに決めましたので、日通工の0.22μFで間に合わせていたものをASCに交換する為、
海神無線に注文していた物が今日届きました。
全てASCに換えて微調整は銅箔スチコンでしましたが、音は大人しくなりすぎる所がなくなり「キリッ!」としていて甘い所が無いのに、聴き疲れのしない音になりました。
これで決まりですね。

新年の御挨拶

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明けましておめでとうございます。

昨年は皆様に このブログを見て頂けて アクセス数30万ヒットを達成する事ができました。
また、遠方より当オーディオ・ルームに御来場して頂けた方々には心より感謝いたします。
誠に有難うございました。

本年もオーディオの好きな方々に見ていただける様、いろいろな記事を書いて行きたいと思いますので
宜しく御願い致します。

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