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XL-MC7比較試聴記

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SONYの一連のMCカートリッジを設計したのは以前グレース社に在籍し、その後SONY社に移った森 芳久氏です。
このカートリッジ達を聴くと作った『森氏 個人の拘り』が音になって現われている事が分り感激せずにはいられません。

今回このXL-MC7を時間をかけてジックリ比較してみました。
比較はリファレンスのMC-L1000と自作ベース+XL-MC5と自分で修理したXL55proです。

私はカンチレバーの先に発電コイルの付いたダイレクトカップル型のカートリッジで無ければ望む音は得られないと思っていましたが、ダイレクトカップル型で私がリファレンスとしているビクター社のMC-L1000と比較をしても自作ベースに取り付けたXL-MC5やMC7はなんら聴き劣るところがありません。
この私の既成概念はこのSONYのXL-MCカートリッジの音を聴いてアッサリと崩れてしまいました。

音評価を分りやすく独断と偏見で100点評価とすればMC-L1000は95点>XL-MC7は94点>自作ベース+MC5は93点>55proは90点くらいでしょうか?
情報量の多さは流石にMC-L1000は素晴しい。僅差でMC7です。空間の広がりも素晴しいし歪感も少ない。
MC5は歪感が僅かにあり、あまり厳しいセッティングをすると疲れる硬質な音が顔を出してくる様です。
しかし、この3機は音像の密度があり実在感も高いので、集中して聴くには充分のクォリティを持っています。
私が修理したので本来の音ではないかもしれませんが、XL-55proも同じ設計者の作品ですので傾向は同じで爽やかに広がる響きが心地よく歪感はMC5よりも少ないかもしれません。
ただ、音の密度が薄く奏者や歌い手が「そこに存在する」という実在感が前のふたつに比べ若干もの足りない様に私には聴こえます。

こうした優れたカートリッジを聴いてみると、構造は違っていても音はとても似通って一点の範囲に纏って来ています。この結果から『音の飽和点』は存在する事が確信となってきました。
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30万ヒット御礼申し上げます。

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殆んどオーディオのみの内容で、これだけの数が達成できたのもここに来て頂いた方々の
御陰と厚く御礼申し上げます。

これからも皆さんの御参考に少しでもなれば幸いです。

新たにもう1台が仲間に加わりました。

前回の記事でXL-MC7を譲って頂いた知人に
「ジャンクだけどXL-55proがあるけどいる?」と言われたので
動作しなくてもカンチレバーとスタイラスを付け替え修理の時に使えると思いましたので
MC7と一緒に送ってもらいました。

このカートリッジを顕微鏡で見るとスタイラスは殆んど新品の状態でした。
けっこういろいろと弄った跡がありました。
ジャンク理由はカンチレバーを回してみると一方向に引っ掛って曲がらない所があるそうです。
また音を聴くと結線が逆相ですね。

とりあえず結線を変えてみます。極細線の半田付けなので難しい作業ですが結構慣れて苦にならなくなってきましたね。「チョチョイのチョイ」です。
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一方向に曲がらない不具合もグリグリとカンチレバーを動かしていたら直ってしまいました。アハハ・・
レコードをかけてみましたが沈み込みが激しく腹をついてしまいますね。
一度振動系を外してある様ですので振動系を後ろに引張っているワイヤーを止めてある螺子を緩め
カンチレバーを前から押して再び止め螺子を締めたら治りました。
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再度レコードをかけてみましたが何の問題もなく なかなかの音で鳴ります。
「コリャ儲けもんかも?」ですね。
もう1台新たなカートリッジが加わりました。

このXL-55proはMC7とMC5の比較試聴の記事と一緒に載せたいと思います。

新たなカートリッジが仲間に加わりました。

以前SONYのXL-MCシリーズの聴き比べの記事を載せましたが
そのとき借りたXL-MC7を知人が2個持っていると言うので
なかば強引にその内の1台を譲ってもらいました。えへへ・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/25029843.html

それが今日到着しました。
私の作ったジュラルミンベースに付けたMC-5とは顕微鏡で見るとスタイラスからカンチレバーまで
全て違いますので当然音も違います。
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XL-MC7は見た目の素晴しさと音の良さで人気がありますが、
アナログ末期の生産でしたので、それほど数は売れなかったのではないかと思われます。
なので、ヤフオクではMC-L1000と同様に数少ないプレミア価格の付くカートリッジとなっています。
現実には買える値段ではありませんので下位のXL-MC5をMC-7と同様のジュラルミン削り出しのベースに付けて常用カートリッジとして使う事にしました。
しかし、めぐり合わせで今回オリジナルのXL-MC7を手に出来る幸運に恵まれました。
プレーヤーもPL-25E改になってカートリッジの音の判定の正確さを増してきていますので
鳴らして見るのが楽しみです。
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