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手回しプレーヤーの薦め

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今までオーディオをやってきて過去に衝撃的な体験は幾つかありますが、
モーターを使わないでターンテーブルを手で回した時の音もその1つでした。
上手く回すには少々のコツがいるかもしれませんが、電源を切ったまま写真の様にストロボを見ながらレーベルのところを指一本で滑らす様に弱い力で優しく回すだけです。(外周を手で回しても良い音はでません。ここにも内周駆動ベルトドライブの音の良さの秘密があります。)
ストロボの無い方は此処にありますので印刷して使用してください。
http://www.fidelix.jp/img/STROBOSCOPE.pdf

この音を聴いた瞬間に 自分の使っているプレーヤーがいかにザラザラな艶消しの音で滑らかに回っていないかハッキリとわかりました。
手回しの音は音楽のピッチは合いませんが、信じられないくらいに艶やかで優しく滑らかなのです。

この時、私は「目指す真の回転音はこれだ!」と確信をもったのです。
そして、レコードには どの様な音で入っていて、どの様に鳴らなければならないか!
全てはこの時の最上流の音からはじまったのです。
この体験の後、この音を記憶して基準にしながら手回しプレーヤーに近い音を出すターンテーブルを捜していったのです。

もしも、手持ちのレコードプレーヤーがリンのLP-12やトーレンスの様なフワフワなフローティング型でなければ、写真の様にストロボを見ながらターンテーブルを手でまわして注意深く音を聴いてみてください。(ベルトドライブプレーヤーの場合はベルトを外さないとスムーズに回らないと思います)
あなたの今使っているレコードプレーヤーがモーターを使った通常使用の時の音と、モーターを使わず手で回した時の音とを比べて殆んど聴き分けできないほど滑らかな質感ならば、そのプレーヤーの回転は完璧だと思って良いと思います。(恐らくは ほぼ全てのプレーヤーで手回しとの音の質感の差に「自分は今まで何を聴いていたんだ!」と愕然としますよ。)

簡単な実験ですので是非一度でよいので試してみてください。
あの日の私と同じ様に新たなオーディオの道が開けるかもしれません。
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PL-25E 重量級補助ウェイトの作成

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PL-25Eに付いているアームは極軽量のシェルとカートリッジにしか対応していない為に重量級対応の補助ウェイトが必要です。
アームの後ろにはM8螺子が切ってあり純正の補助ウェイトが付けられる様になっています。
しかし、純正ウェイトなどヤフオクにさえ見つける事は困難でしょう。
とりあえずステン螺子に鉛板を巻いて誤魔化していましたが、レファレンスプレーヤーとして使用する事に決めましたので本格的に補助ウェイトを作ってみました。
ウェイト本体の素材は真鍮で螺子は特殊な細目(さいめ)螺子でしたのでステンレス製をモノ太郎に注文した物が今日到着しました。
大きい方がヘビー級、小さい方がライト級対応補助ウェイトです。
この中間のミドルウェイトをもう1つ作ろうと思っています。

理想のアナログプレーヤーを求めて 完結編

PL-25Eを手に入れてから、自分の今までやってきた事を駆使して再検証をしてきました。
私の目標の回転はモーターを使わずターンテーブルを手で回した時の音で
この音を聴くと全てのプレーヤーが色褪せて聴こえるほど艶やかで優しく、そして滑らかです。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/25406189.html

この音に近づく為にPL-25Eのメンテナンスと改造を続けてきました。
アームの軸受けの修正とスピンドルの改造、そしてモーターの換装まできましたが、
この時点で目標の音に後一歩のところまで近づいてきていて、かなり期待出来るところまできました。
昨日、友人の雪まるださんにもこの状態で聴いてもらいましたが良い音がしているとの評価をもらいました。

今日、これからやる事は減電圧駆動です。
モーターに供給する電圧を下げて回るギリギリまでトルクを下げるのです。
手回しの音はモーターが無くなればこれほど滑らかな優しい音がする事を教えてくれていますので
出来る限りモーターのトルクを下げてモーターの存在を消すのです。

さて適当に電圧を下げましたがターンテーブルが回りません。
「これでは下げ過ぎか?」と思ったのですが手でスタートを補助してやると何の問題もなく
定速回転になります。
モーターの力はターンテーブルの回転のスタート時に大きな力が必要で
定速に達すれば僅かなトルクで回転するのです。
これが下げられる電圧の限界と判断し、このまま使用する事にします。

ここで減電圧の効果を確かめる為に再度システムに組み込んで聴いてみました。
僅かに耳に針の様に突き刺さる音は完全に消えうせて間違いなく手回しの優しい音に近づいています。
ただ、音に力強さが足りません。特に低域は押し出し感のある力強さが 欲しいところです。
針先が音溝をトレースする時に特に低域の振幅が大きく、
これを瞬時に押し切るだけの大きなエネルギーを必要とします。
このエネルギーが力強さに繋がるのです。

これをターンテーブルの慣性で押し切るために前の記事で使用した4㎏ある銅製のターンテーブルシートを載せてみました。

スタート時に手で補助する事は必要ですが出て来た音は 鮮鋭なのに艶やかで優しく滑らかで そして力強く
全てにおいて文句無しの音で『手回しプレーヤー』の音と比べても聴きわけができないほどになっています。
ここまで音に明確な差がついてしまえば、もはやリンソンデックLP-12もARのES-1改も使うことも無いでしょう。
ジャンク品と評価されたPL-25E は私の新たなレファレンス・プレーヤーに決定です。

PL-25Eのメンテナンス・モーター編

PL-25Eに使う、ヤフオクで落札したモーターの到着が遅れていましたが
やっと、今日到着しまた。
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じつは、PL-25Eをもう1台手に入れました。
しかし、60Hz仕様なのでそのままでは使えません。
モーターで音が変わるのは当然なので良さそうな物に交換して、
先に入手したPL-25Eのオリジナルのモーターと音質比較をしてみようと思っています。

先に手に入れたジャンクのPL-25Eは今の時点でも素晴しい音がしていますが、
モーターを交換して元の音からどの様に音質が向上したかを比較確認する事はとても大事な事です。

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PL-25Eから外した4極シンクロナスモーターですがグレーの電線が二本しかでていませんね。
(白い線は給油パイプです。)
通常のシンクロナスモーターは三本線ですので、これは「隈取モーター」ですね。
隈取モーターは回転が楕円で回っているそうで滑らかな円運動はしてないそうです。
こんな所でコストダウンは頂けませんね。
これでは私が一番大切にしている手回しプレーヤーの優しい音にはならず、
厳しい音が極僅かに付いてまわるのは当然ですね。

ますます、モーターの交換で大幅な音質向上の可能性がでてきました。

             そして、モーターの換装が完了しました。
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とりあえず音出しをしてみました。
まだ減電圧駆動や慣性モーメントの増強前でも滑らかで良好の様です。
これから何処まで行けるかが楽しみです。

アナログプレーヤーの落とし穴

アナログプレーヤーで私が長年蓄積してきた物を駆使してパイオニアのPL-25Eをチューンしてみています 。
しばらくメンテナンスしたPL-25Eを鳴らしてみて減電圧ドライブなどにしてみても
音が やや浮ついて重心が高い音に聴こえます。
(追記:この音はイナーシャの不足ではなくモーターが隈取モーターで綺麗に円運動をしていない為に、この様な音がしているのだと後で分りました)

今までの経験からやはり1㎏強のターンテーブルでは慣性が足りないと予測ができましたので
手持ちの4㎏の銅製シートを敷いてみました。
結果は予測通り重心が下がり落着いて、迫力のある慣性の大きなターンテーブル特有の音になりました。
(追記:隈取モーターの不整形な回転が慣性で平滑化された為、音が良くなっただけです)
この状態で暫く色々なレコードを聴いていましたが、女性ボーカルや弦の強奏時に刺激があり長く聴いていて疲れる様になってきました。それも、この数日のうちに みるみる音が悪くなっていくのです。
常用しているARのプレーヤーと比べても鮮明なのに音の優しさではハッキリと劣ります。

どうも おかしいので再度分解して調べ直しました。
原因はすぐに判りました。
以前ターンテーブルシャフトのボールベアリング球の当る底面を研磨して平らにしましたが
再度取り外して見ると以前よりもっと大きく削れてしまっています。
以前の『音の良いプレヤーの秘密2』の記事にも書いたように軸受けは独楽の様に抵抗無く回らなければ良い音など望めません。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/24770144.html
「ゴリ、ゴリ、ギクシャク」としたシャフトの歪の音を聴いていたのです。

PL-25Eは1㎏程度の重さのターンテーブルでやっと耐えられる軸受けの品質しか無かったという事です。
この為、4㎏の重量級ターンテーブルシートに耐えられず僅かな期間にシャフトにボールベアリング球がめり込んだのです。

この事を考えると慣性を増やす為に重いターンテーブルシートを無闇に通常のプレーヤーに載せる恐ろしさが想像できます。
載せた瞬間は圧倒的に音質が向上しますが、叙々に音質が落ちていき、知らない間に大きく劣化した音を聴いている事になります。
今回のスピンドルが簡単に外れるベルトドライブは確認が簡単で対応できますが、
特に問題なのがモーター一体のダイレクトドライブで修理対応する事が困難な物は注意しなければなりません。

4㎏程度のターンテーブルシートでこの始末ですので十数㎏の超重量級のターンテーブルではどうでしょう?
ある程度は超重量級ターンテーブルに対応するように対策はされていると思いますが、超絶的な圧力が軸受けに掛かっていますので思ったより早い音質劣化が起っているのではないかと想像ができるのです。

しかし、いくら内周ドライブでも3~4㎏程度のターンテーブルの慣性モーメントは欲しいので
自分なりの対策をしてみました。

                      これです。
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ボールベアリング球がめり込まないように超高硬度のタングステン鋼の棒を軸受けに埋め込みました。
結果は歪は無くなり鮮明でありながら滑らかで優しい音になりました。
モーター部をチューンする前の現時点でもARのターンテーブルとの比較しての優位性は明らかです。
素晴しい。

9月12日追記しました。
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雪まるださんがコメントをくださいましたが、軸受けはダイヤモンドの次に硬いタングステン鋼ですのでベアリング球が磨り減る事になると思いますのでホームセンターで3mmと4mmのベアリング球を買ってきました。一袋3mmは100個、4mmは50個入りでした。毎年使い捨てて交換しても死ぬまで使い切れませんよね。笑

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