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忠実再生と好みの音 1

「理想のオーディオ」欄にコメントをもらいましたので
その事について少し書いて見たいと思います 。

完全なる増幅器や変換機は現実にはもちろん存在はしません。
しかし、「最初からそんな物は無いから」と自分の好みで音を作るのと
元の音にできる限り近づける様に なんとか努力するのとは始めから目指す所が違います。
これから私が経験してきた元の音に近づける方法を簡単に書いてみたいと思います。

最初に元の音を探す起点となるフィデリックス社のアンプは一寸変わった方法を使って作られています。
たとえば、元の音を-20db減衰させた信号を同等の+20dbの増幅率を持ったアンプに入力し
出力を元の音と比較して 人が聴いて できる限り変化の少ない様にする直接原音比較法です。
フォノ入力も逆RIAAを元の信号にかければ出力と比較する事は容易に出来ます。

自分にはアンプを作れるだけの知識も技術もありませんのでフィデリックス社を全面的に信頼するしかないのですが、プリアンプのフラットアンプ部の音質を確認する為の簡単な原音比較法を書いてみます。
フィデリックス社のパワーアンプ「セレナーテ」にはボリュームが付いていますので
CDPかDACの出力を直接入力できます。
このCDPかDACと「セレナーテ」の間にプリアンプを入れた時と外した時の音を聴き比べるのです。
純粋にプリアンプと接続ケーブル1本が増えた時の音を聴く事ができるはずです。
この方法で以前フィデリックスのプリアンプLZ-12のダイオード換装品をテストしましたが音の変化は極めて少ない事が確認でき上々の結果でした。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/9696706.html
この入力側に極力近い音を出力するアンプを起点に音の探知機のように使って入力側を探していったのです。
このアンプ部が色が濃いと出てくる答えも違ってきて判断を誤ることがあるかもしれません。

 このアンプに入力する基準の音として、ターンテーブルをモーターを使わず手で回してみると、その滑らかさと優しさを聞けば、この音が真の回転を表している事は間違いないと確信でき、レコードにはどの様な音で入っているかが分かるのです。
この手回しの音を基準として使い、この音に近い音に聴こえるターンテーブルを探していったのです。
http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/8823542.html
此処まで不確定な要素が決まってくれば どのカートリッジが忠実にレコードの音溝を拾っているかの判断は
それほど難しい事ではありませんでした。
そして、私の出した答えが空芯ダイレクトカップル型のカートリッジだったのです。


さて、CDの中の原音は判らないのは確かです。
上記の『手回しプレーヤーに近いアナログの音』との比較でCDのあまりの音の悪さに私はCDの出現から長い間
「CDはbit数やサンプリング周波数の不足から元の音は劣化してしまっているのではないのか?」と思っていました。
「一度劣化してしまったデジタルの音は元に戻らない」と思い込んでいたからです。
しかし、既成のクロックを超低ジッタークロックに交換することで、ジッターによる悪影響を排除する事により音質が大幅に改善が出来る事がわかり、
またCAPRICEの出現とSDカードトランスポートのQA550を手に入れ弄り始めた事で音が劇的に変化をしはじめました。
16bit 44.1kのデジタル信号が電源や部品を交換する事で まるでアナログと同様の変化をする事が分ったからです。
そうと分れば比較対照の音はすでに手に入れていますので、これと比較をしながら近づけていくだけです。
もうお分かりですね。比較対照は同録音された前記の手回しプレーヤーの音に近いレコードの音なのです。

>人間の感覚はかなりいい加減なもので、何か基準を決めて比較しなければ
簡単に思い込みや錯覚の落とし穴に入り込んでしまいます。

機器や部品を換えれば大なり小なり音は変わりますので、
その時は物凄く良くなったように聴こえて「ヤッター!」と思っても
暫く聴いて気持ちが落着いてくると「なんだー?ちっとも好くないぞ。」
という事を殆どの人が経験しているはずです。
なので私はまず基準となる音を決めてから比較をする事が思い込みを避ける一番の方法だと思っています。

基準音を決めて比較しながら詰めていって聞分けが出来ないほどならBestなのですが、
Aの物とBの物のどちらも高忠実だが僅かに元の音とは違い迷うと言う事があります。
その時は暫くAの物を付け数週間程度聴いて換えた事による気持ちの高ぶりが落ち着くまで待ち、その後Bに換えて再び数週間聴いてみています。この様にすると本当に差が良く判るのですが、それでも判断がつかず、そのどちらかを選択しなければならない場面になった時に私は ここではじめて「好み」と言う切り札を使う事にしています。
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八潮オフ会 エール音響SPを聴く

昨日は友人の雪まるださんと埼玉県は八潮市在住のaudiofunさん宅に行ってきました。
audiofunさんはエール音響のスピーカーシステムを4ウェイマルチで使用しており
以前より興味の有ったスピーカーシステムを今回は聴けるので大変楽しみにしていました。

渋滞で一時間近く遅れての到着でした。案内されたのは二階の14畳のリスニングルーム
正面の壁一杯に配置されたスピーカーシステムが目をひきます。
イメージ 1

低域はアルテックの515-16Gのダブルをフロントロードショートホーンで使用し、中低域と中高域と高域はエール音響のホーンシステムです。
中低域と中高域はエール音響最高グレードのオールパーメンジュールドライバーで特に中高域は振動板がベリリュームだそうです。凄い!
ドライブシステムは現在はQA550のフィデリックスチューンSDトラポと自作電源からカプリースに入れ、アンプ類は全てテクニカルサンヨーの製作した金田式アンプです。

さて聴かせてもらった第一印象はやはりマルチアンプドライブの反応の速い軽やかな音とすぐに分ります。
巨大なドライバーを持つスピーカー特有の圧倒的空間の静けさを持ち、なおかつ優しい音です。
「サンチェスの子供たち」を図々しく勝手に爆音で聴かせて頂きましたが鋭い切れ味のある生き生きとした気持ちの良い鳴り方で、これは素晴しい。
しかし何かベールが架かっている様にも聴こえますので、まずQA550の電源を持ってきた電気二重層キャパシタ電源に交換すると何枚もベールが取れ力強さと低域の厚みが増し、この点は難なく改善してしまいました。
やはり素性の良い機器を使用されているので機器の交換の反応が素直に現れます。
イメージ 2

この他にフィデリックス製のAC電源も良好な結果でした。
また雪まるださんが持ってきた色々な乾電池も試してみました。
クライオ処理したマクセルのマンガン乾電池は力強さと斬れではキャパシタ電源が上ですが、抜けとクリアーさでは、これを上回ります。
これらの結果から安く高音質の単一マンガン乾電池をQA550の比較基準電源として購入されることをaudiofunさんに御薦めしました。

続いて自分と雪まるださんのフルチューンQA550とaudiofunさん所有のQA550と比較してみました。
前回青梅のオフ会の時は殆んどノーマルのQA550との比較でしたので圧倒的な差がありました。
今回のQA550はフィデリックスでクロックと三端子レギュレーターを交換してありましたので
前回ほどの大差ではありませんでしたが、明らかにまだ結構な音質の差はありました。
後々電解コンデンサなどの改装をされればQA550はもっと良い音になる事が理解して頂けたと思います。
またQA550のI2S接続の優位性も聴いて頂きました。

此処まで音は澄んで鮮明になって来ると今まで曇っていて判らなかった物が見えてきました。
自分では何か硬質な派手な色付けが感じられたので
カプリースの変換ケーブルに使用されている赤いベルデン社のケーブルから
フィデリックス純正の2803変換ケーブルに換えると気になっていた色付けが無くなり素直な音になったように聴こえました。
なかなか音の変化が予想したとおりにはならないものですが、此処のシステムは予想通りに反応します。
それだけシステムの基本性能が良い証拠だと思いました。

いつもの事ですが、素晴しいシステムに出会うと音より音楽をもっと聴いていたいと思ってしまうのですが
夜7時もまわり帰宅の時間も迫ってきてしまいましたので、ここでオフ会は終了としました。
また再度御邪魔させて頂き今度はユックリと音楽を聴かせて頂きたいと思います。

長い間audiofunさんには時間をとって頂き有難うございました。

フライス盤遊び

最近フライス盤を買ったので色々削って遊んでいます。
ここ暫くはフライス盤の刃、エンドミルを砥ぐのが面白くて砥いでは目的もなく
アルミ材や真鍮を削っては切れ味を試してみたりしていました。

最初の作品は砥石の台が腐ってしまったので木を削って作ってみました。
イメージ 1

いたって簡単に出来てしまいました。製作時間20分程度
ノミを使って彫ったらこの時間ではできません。

次なる作品はエンドミルが溜まってしまいましたので整理する為に台を作ってみました。
イメージ 2

こちらも木工なので、すぐに出来てしまいました。


そして昨日、回転部の下降を規制するストッパーのネジを強く締めたところボロッと真っ二つです。
イメージ 3

割れ口をみると鋳物のようですが密度がなくカステラのようにザクザクです。
さすが中国製、日本製ではありえない品質です。
直ぐに購入先に連絡して部品を取寄せようかと思いましたが
よく考えてみれば「フライス盤があるんだから自分で修理ができるじゃん!」
どうせ部品を注文しても割高で、この品質のものがまた来るのは明らかですからね。
今日すぐにホームセンターまでいって修理に必要な部品を購入してきました。

そしてストッパーをフライス盤で一段削り鉄の板をビス止めです。
イメージ 4

このストッパー材質に密度が無いのでまるでアルミを削っているようでした。
鉄板の方を削るのは大変でオイルをまめにさしても煙が上がるほど熱を持ちます。
フライス盤のチャックをドリルに変えて穴をあけ、タップを立てて螺子穴を切り鉄板をつけて
出来上がったのがこれです。
イメージ 5

製作に今日の午後一杯かかってしまいました。
出来上がった物を取り付けた状態です。
イメージ 6

上側だけの鉄板ではストッパーネジを締めると折損した口が僅かに空きますね
作り直しですね。下側にも鉄板をつけましょう。


そして次なる物が送られてきました。
イメージ 7

フライス盤で円形加工をする為に必要なロータリーテーブルです。
ゴトーのツィーターよりも重いですよ。
なにかドンドンと深みに嵌まっていくような・・・

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