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杉ちゃん邸訪問記

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昨日は木更津の杉ちゃん邸でのオフ会に雪まるださんに同行しました。

主な目的は杉ちゃんさんが所有のLo-Dの名機HS-500が全く鳴らないで投げてあるそうで
これを上手く鳴らしてみようと言う事でした。

最初に写真のHS-500のスピーカー台になっているフォステクスのフルレンジをニアフィールドで
聴かせてもらいましたが小音量では細かい音が良く分かるフルレンジの特徴の中域のしっかりしたバランスの良い音で鳴っていました。
この後持参した色々な機器を聴き比べをしてから、いよいよHS-500を聴いてみましたが、
大味で細かい音はわからず、低域も不明瞭で重く響き、フォスのフルレンジの方が遥かに良い音で
聴かずに投げてある理由が判りました。

今までの経験から上手く鳴らない理由はほぼネットワークだと判っています。
使われているコンデンサはケミコンで抵抗もセメント、コイルは細いエナメル線です。

今回はこれをアンプ直結のマルチアンプで鳴らしてみようという試みです。
使用アンプは前回拙宅の2ウェイで好結果のデジタルチャンデバ内臓プリC-AX10とLo-D小型モノパワー4台です。
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/20268864.html
HS-500は通常のネットワーク駆動用端子とマルチ端子が付いてスイッチで切替られるようになっています。
この頃のスピーカーにはブックシェルフでさえマルチ端子があったんですよー凄いですねー
すぐにパワーアンプを繋げてマルチで聴く事ができますが、一つ問題があります。
中にツィーター保護用のカップリングコンデンサが付いているのです。しかもケミコンです。
これを何とかするには裏蓋を開けなければなりませんが、これがキッチリ嵌まっていて何としてもとれません。
しばらく外すことができず攻めあぐねていると雪まるださんが「バスレフの穴から棒で突けば良い」と言いました。
「なるほど!」さすが何時もスピーカーを弄っているつわものです。

この後、事無く裏蓋は開きました。音が抜群に良くなるので中のケミコンをパスしてツィーターにアンプ直結と行きたいところですが何かあったら即ツィーターはアウトですから、やはりカップリングコンは必要です。
しかしケミコンを外すのは大変そうでしたので此処にフィルムコンとスチコンをパラに入れてみました。
さて裏蓋を元に戻していよいよ試聴です。ワクワク・・・

C-AX10はデジタルチャンデバ内臓ですので設定を自由に変更できます。
HS-500は3kHzクロスですが実際聴きながら設定するともっと低いクロスの方が明るく伸びやかです。
ツィーターのアッテネターは10dbに設定し、入力側のDACにはカプリースを使用しました。
出てきた音は予想通り細やかな音も良く聞こえ、低音も明瞭度も上がりベースの音程も明確になりましたが少し厚みと力強さが足り無いかなと思いましたので低音用のパワーをセレナーテに交換してこの部分の改善をはかりました。
この時点で雪まるださんも自分もかなりの改善だと思いましたが、オーナーの杉ちゃんさんの感想は思わしくありません。
さて、どうしたものかと思っていましたが、ツィーターのディフューザーに気が付きました。
今までディフューザーを外すと音質が改善する体験をしてきていますので
オーナーに「外して良いか?」と聴くと快諾して頂けましたので取り外すとこれが予想外に素晴しい変化で皆で驚いてしまいました。
とにかくディフューザーが有るとよけいな付帯音が付き音がかなり濁り、外すと大きく澄んだ方向へ変化します。見た目も黒いバッフルに銀色のアルミ丸棒削りだしのホーンのコントラストが素晴しく、見た目の精密感がグッと上がります。
ここまでの音全体の質感の向上は内蔵のネットワークで鳴らしていた時とはあまりにも大きくなっています。
しかしオーナーの杉ちゃんさんに再び感想を聴くとかなり納得してもらってはいますが、まだ何か引っかかっているようです。
ここでふだん聴いているレコードプレーヤーをC-AX10のフォノイコに繋いで音を出すと
とたんに「いー音ですねー」と顔がほころびました。
結局引っかかっていたのは入力側のレコードとCDの差だったのだと判りました。
この時点でフルレンジより遥かにHS-500が良い音が出ていると納得されたようでした。

HS-500の聴いてみた感想ですがフルレンジ+ツィーターという組み合わせではなく
ウーハー+ツィーターの組み合わせのスピーカーと言う印象でした。
L-200ウーハーの高域が思っていたほど延びていないのでH-70HDとの繫がりが、やや苦しい様です。
ツィーターのクロスを上げると音が暗く重くなりクロスを下げると明るく反応は良くなりますが中域の厚みが足りないように聴こえます。中域の張出しが少ないせいか音楽が大人しく聴こえますので
L-200と組み合わせるHFユニットはもっと中域も再生できるスコーカーが必要かと思いました。
しかしこれはかなり厳しい要求をした時の事でネットワークを作り変えるか、マルチアンプ駆動をすれば
歪感はとても低く抑えられ、音は癖がなく素直、バランスは良好で音像の実在感もあり最近のインテリア優先のSPとは一線を隔している。「流石に名機と呼ばれるだけの実力は十分あるなー」と思いました。
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フィデリックスから高音質なACアダプタ発売

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高音質なACアダプタを作ってみました

がフィデリックスのサイトにアップされています。
数日前よりACアダプタキットを発売するとの話は聞いていました。
ケースには金属製を使用せず音質にはかえって良いプラケースを使っている所は
無駄な事を一切しない中川さんらしいなと思います。

HiFace EvoやSDTrans192などに使う音質の良い電源を捜している方には朗報と思いますので
フィデリックスに連絡してみてください。
http://www.fidelix.jp/technology/AC%20adaptor.html

耳の修正をしてきました。

震災後はあまり出歩かなくなっていましたが少しずつ気分も晴れてきましたので
久しぶりに月末の金曜に定期的にジャズの演奏をしてくれている
イージー・ジャズ・クインテットの演奏を聴きにいってきました。
今回は女性トロンボーン奏者を迎えメチャクチャ御機嫌な演奏でした。
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   プロとして演奏活動をしている若きホープ湯浅さん、煩い連中にも大好評でした。
   来月も出演決定ですので聴きに来ては如何でしょう?

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イオンライブメンバー

 アルトサックス       飛田展幸 
 トロンボーン        湯浅佳代子 
 ギター           齋藤純一 
 べース           佐久間真一
 ドラムス          ヒロ長谷川


毎月一回すでに何十回も此処の演奏を聴いてきて生演奏の音はこういうものだ!
勉強をさせてもらい分かっているつもりでも、毎回聴く本物の音は永遠のオーディオの目標です。
電気の『バチッ』と言うスパーク音にも似たドラムのスネアのショット音や空間一杯に飛び散り消えてゆくハイハットの音
サックスのそっと吹いた時の優しさと強奏時の耳に刺さるほどの刺激的な音の対比、
ベースの指盤を押さえながら弦を弾くプン、プンとした切れ、
そしてけしてベタっとしない乾いた軽々とした全ての音たち
やはり何度聴いても耳を修正する勉強になります。

フィデリックスから新アイテムの話

今日中川さんと話したところによると、なにやら面白いアイテムの話が聞けました。
それは現在音質劣化の無い無接点ボリュームの研究と製作をしていて、ほぼ納得行く物が完成したそうです。
音は予想以上に満足の行く物で期待しても良いとの事でした。
カプリースやセレナーテのボリュームと完全な互換となる大きさだそうですので
これから先の展開が面白くなってきそうです。


6月13日追記
ところで当オーディオブログにも見に来ていただいている
こたさんの所ににカプリースのDSD仕様が届いたようです。
羨ましいですね。
http://ameblo.jp/kotapipakesuie/

オフ会のやり残し C-AX10

先週は膨大な数の聴き比べのオフ会になりましたが、
雪まるださんが「絶対聴く時間は無いだろうな」と持ってこなかった
パイオニアのデシタルチャンネルデバイダー付きプリアンプC-AX10を昨日自宅から持って来てくれました。
http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/amp/c-ax10.html
アナログ入力あり、DAC内臓、デジタルチャンデバ付きと盛り沢山のプリアンプで
当時でも結構な高額機器だったんですね。

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         拙宅のメインシステムに組込んでアナログ再生中のC-AX10
アナログはさすがにフィデリックスのプリアンプMCR-38と比較したのでは辛いところがありますが、
低域をトーンコントロールでブーストすればアナログの好さが十分に楽しめるクオリティの高い音を再生してきました。
フラットアンプとしての使用では色付けと癖はとても少なくかなりの能力の高さを見せてくれました。
この後内臓のDACを聴きましたが、やはり最新のCAPRICEとの比較では音楽にざわつきが感じられ
時代の差を感じさせました。

そして一番注目の機能、デジタルチャンデバを2ウェイブックシェルフにマルチアンプで繋いで聴いてみましたが
これは予想を遥かに超える驚愕の音が飛び出してきました。
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         C-AX10の天板上に居並ぶLo-Dの小型モノラルパワーアンプ
入力はCAPRICEの出力をC-AX10のAUXに入れ3500Hzのクロスで分けた高域用と低域用の信号を
パーワーアンプに入れて2ウェイフルマルチでドライブしました。
この2ウェイスピーカーは自作ネットワークで十分満足していましたが、マルチアンプから出る音は本質からして違います。
軽いサラサラとした質感、歪と圧迫感がなく聴いていてとても楽で、これはメインシステムのフルマルチのA5 に通じるものです。
実際の生演奏にグッと近づいた感覚は聴けば殆どの人が納得してしまうでしょう。
やはりどの様な物で作ったとしてもネットワークの起こす音への悪さは如実に判り、パワーアンプ直結がいかに優れているか分かっていたつもりでも今回の事でまた思い知らされました。
やはり最後はマルチアンプしかないと断言します。
ここまでの音がでると、もう細かい事などどうでもよく少しでも長く音楽を聴いていたいと思うだけです。

再びオフ会です。

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昨日と言うより昨夜から今朝まで雪まるださんと御友達のLSRさんと通勤快速さんと4人で徹夜のオフ会をしました。色々な機材を持ってきてくださったのでリスニングルームは機材で一杯になりました。

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一番上の黒いのは通勤快速さんが作ってLSRさんが所有のDAC(A)
下二つは通勤快速さんの作った二種類のプロトタイプDAC(B)と(C)です。

 以前の記事を読んで頂だけば分かるように自分の求める音は音像に密度があり輪郭がシャープで滲みがなく
その音像を中心にして空気以外の何もない空間に広がる響きを消入るまで目で追う。
それと両立して優しく圧迫感のない明るく伸び伸びとした音を聴きたいと思います。
少しでも音像の輪郭が滲んでピンボケになり空間を汚してしまうと空間の視界が悪くなり
広がる響きが判別できず自分の望む音にはならないと感じています。

通勤快速さんはDACチップをパラで使用したり、アナログ部をDCアンプ化したり電源を分けて10電源で使用したりとプロでは無いそうですが持っている技術はアマチュアの域を超え超一流のようです。
DACの特性もその場で測って見せてくれましたが素晴しい性能です。

音質ですがDAC(A)と(B)は内容はほとんど同じでアナログ部のオペアンプが違うだけだそうですが
2台は全く違った顔をみせました。
短時間の試聴なので明確な評価ではなくあくまで第一印象だと思ってください。

DAC(A)はレンジは広く鮮明で鮮やかで力強い音ですが輪郭に強調感があり、やや硬質でもっとしなやかさがあれば良いかと思います。

DAC(B)は同様にクオリティは十分高い事は伺えますが音像の輪郭に滲みがあり優しいのですが自分が聴くには物足りないかもしれません。

さてこの二つを聴いてからDAC(C)を聴きましたがこのDACの音は素晴しいです。
空間の広さと静けさは特筆で音像の滲みもなく空間に散っていく響きもハッキリと追えます。
レンジはさらに広く特に超低域に向かっての延びはカプリースを上回ります。
中域のボーカルは生々しく僅かの強弱も再現します。自分はピアノを聴くときはどのくらい指に力を入れて鍵盤を
たたいているか注意深く聴きますが、これもシッカリと表現していて、
今まではアナログレコードかカプリース以外では聴けない音でしたので驚きました。
高域は鮮明さではカプリースと全く互角ですが、優しさは僅かにカプリースの方が上のように聴こえました。
もしカプリースを持っていなければ手に入れたいと思うほどの完成度の音で、これを作ってしまう通勤快速さんは
メーカーの技術者も真っ青ではとおもいます。


写真1のアルテックA5の手前の小型2ウェイ後面バスレフスピーカーがLSRさんの自作スピーカーです。
http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1623399.html
高域はソフトドームで低域はグラスファイバー製だそうです。
音は現代的でしいて言えば以前聴いたディナウディオ FOCUS110 に似ているかなー(かなり前なので直接比較では結構違うかも)
ネットワークは高級コンデンサーなどで組んだ自作です。
ソフトドームからでる素直な高域で、ボーカルも自然で暖かい音でした。
低域はパンパンに張った低音が好きな自分にとっては質感は柔らかく聴こえましたが
量感があり現代的スピーカーの特徴の小口径でもかなり低い方まで伸びた低域で
とくにサブウーハーなどは必要としないのではというくらいで
上手くバランスを取っていて音楽を楽しく聴かせてくれました。


オフ会が終わり雪まるださんと御客様二人の帰りの無事を祈りながら見送りました。
すでに辺りは夜明けが近く、野鳥たちの鳴き声が聞えていました。



LSRさんが聴いた雪まるだ邸と我家のシステムの感想をブログに掲載してくれましたので見てください。
http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1790054.html
http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1790091.html

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