FC2ブログ

スチロール・コンデンサーについて

イメージ 1

ここ毎日マルチのアルテックA5ではなくネットワークを自作改造したブックシェルフスピーカーに感動して聴いています 。
ネットワークのハイパス用ポリプロピレン(PP)コンデンサのみでは
女性ボーカルは本当に素気なく押さえつけられて伸びやかさがなく、ハイハットも詰まって聴こえます。

スチコンをネットワークのハイパス用コンデンサにパラで付けたとたんに女性ボーカルが情感たっぷりになり
楽器たちも伸びやかになり、活き活きと音楽が鳴り始めます。
こんな小さな部品一つ付けただけで途轍もない影響力があるとは・・・これが同じスピーカーなのかと思います。

最近、直接原音比較法を使ってコンデンサーの音質の比較をしましたが
アンプ直結の音に肉迫したのは通常のPPコンデンサにスチコンをパラに付けた音で
おそらくは、どんな高級なPPコンデンサでもこの音は出てこないと思えるほど素晴しい音です。

fidelixの中川さんに「今まで聴いたコンデンサの中で音が殆ど変わらないのはスチコンだけだ」とは聞いてはいましたが
実際体験して「この差は大袈裟ではなく、誰が聴いても分るほどの圧倒的な差だ!」と思います。
http://www.fidelix.jp/technology/sound&data&parts.html
上記 fidelixのホームページに下記のように書かれています。

『フィデリックスのプリアンプLZ-12(MC)のカップリングコンデンサーには富士通のスチロールコンデンサーで
0.51μFと0.1μFを並列にしたものが使われています。
原音比較をしたところ米国から取り寄せた軍用のテフロンコンデンサーよりも忠実だったからです。』

スチコン自体は熱に弱く(耐熱はおよそ85度)自動半田での製作時の歩留まりに影響するため
かなり前に製造が中止となり今ある物は在庫のみだと思います。
現在環境配慮から鉛フリーの半田が主流のため半田の溶ける温度はもっと上がっているのも原因でしょう

いかにしても他に替わる物のない最強のスチロールコンデンサを失った事はオーディオを愛する者にとって
取り返す事のできない痛手である事は間違いなさそうです。

スポンサーサイト



SPネットワークの完成

コンデンサの評価が出揃ったところで、結果をSPネットワークに反映させてみます。
一番原音に近い音に聴こえた、スチコンをハイパス用コンデンサにパラってみましたが
原音比較法で聴いたとおりの驚くべき明確な答えとなって音が出てきました。

以前は明るすぎるかなと思った高域はスチコンを付加したことで自然な音になり、しなやかさの表現も十分です。
低域は厚みもあり密度も高くひきしまり、ロックのドラムなど音で殴られているかのようなド迫力です。
ほぼ決定ですね。ネットワークは完成です。「文句なしに素晴しい!!」

自分は今までSPネットワーク否定派でしたが、
今回のネットワークの製作で、考えを改めなければいけませんね。
2ウェイで良い部品を使い、比較的高い周波数のクロスで確り作れば
マルチアンプにも引けを取らない音が出る事が解かりました。

「なんだ、milonらくしないな」と何処からか声が聞こえてきそうです。

CAPRICEの第2ロット出荷開始

部品の関係で、お待たせしているCAPRICEの第2ロット分は本日から出荷が開始されたようです。
一日10台程度の数が工場より送られてくるそうですので、もう暫く待ってください。
第2ロットで注文された方、到着まもなくですよ~


2月9日追記しました。
第2ロット分で到着した方のブログが載っていました。
好評価のようです。読んでみてください。
http://d.hatena.ne.jp/platycerus/

2月15日追記しました。
エンゼルポケットの記事です。
最後のお弁当の喩えが笑ってしまいました。
http://devipoke.blog4.fc2.com/blog-entry-1507.html


2月27日追記しました。
br1670さんにもCAPRICEが到着しました。
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/alpus_at/64019522.html

コンデンサーの音質比較

原音比較法で聴いたコンデンサの試聴結果を書きますが、その場の環境で結果は違ってくると思います。
独断と偏見で点数を付けてみました。あくまで自分の主観ですので参考までに止めてください。

イメージ 1

無極性ケミコン
日ケミ BP 50V 10μF 50点
現実にはないフワフワした物が空間に有る
その為空間のヌケが悪く、音像の輪郭もかなり甘い、嫌な音がでないので聴きやすいが
細かい音も出てこない大味な音。昔聴いた雰囲気があると言われたアンプの様な音

イメージ 2

ポリカーボ
NCC 3.3μF 65点
響きがかなり整理され無くなっている
ピアノの軽々とした音が重く聴こえポリプロピレンより音質が落ちるようだ。

イメージ 3

SOLEN MKP-FC 3.3μF 75点
ハッキリ、クッキリしている様に聴こえるので一聴ハイファイのようで聴き栄えがする。
オーディオマニアが好みそうな音、音像の周りの微細な響きが少ないので
コントラストが強くついているように聴こえる
やや硬質でサ行の強調感があり明るすぎるかも?しなやかさが欲しい。

イメージ 5

JENZEN CPOSS-CAP 3.3μF 83点
歪がとても少なくしなやかで癖もない優しい音
僅かに弦に艶と音にメリハリがあれば申し分ない
輪郭が甘く大人しいので物足りない面もあるか。

イメージ 4

MUNDORF M CAP 2.7μF 80点
イェンツェンよりやや輪郭が強いがSOLENほどではない。
原音より僅かに明るい色が付く

イメージ 6

TRITEC MKP QS 2.7μF 82点
原音と比べれば粒子が極僅かに粗く硬質でやや明るい色がつくがなかなかよい音だ
MUNDORF と大差はない。

イメージ 7

ITT 3.3μF 84点
TRITECと同様僅かに明るい色が付くが、よりしなやかな表現で良い
倍音は豊かで奥行き感十分で優秀、これもMUNDORFより僅かによい
生産終了品

イメージ 8

日通工4.7μF 80点
総じて明るい色が付きがちのポリプロの中でニュートラルな音で歪も少なく
音像の輪郭がやや甘いが響きも多く優しく自然な音。どちらかと言えばJENZENに似ている。
生産終了品

イメージ 9

ASC X335 1.5μF 88点
色付けが少なく原音に近い好い音だ。1.5μなので参考までだが
3μF位を買ってネットワークに組込んで、あらためて聴いてみたい音だった。
価格はやや高め。

イメージ 10

番外
MUNDORF M CAP 2.7μF+フジ スチコン 0.01μF 95点
非常に原音に近い音に聴こえました。
スチコンをパラに付けると音が良くなる事は知っていましたが効果は絶大です。
それほど高額なコンデンサを使用しなくても原音に近似しますので一番ですが
既にスチコンは生産されていないので残念です。


総評
原音は鮮明でありながら極微細な倍音が豊かに聴こえ軽くしなやかで優しい。
ポリプロピレン・コンデンサを入れると極微細な響きの欠落により、
しなやかな表現が直線的になりやすく表情が硬くデッドになりがちでした。

MUNDORFとTRITECとITTは音的には近く、好みの範囲くらいの差だが自分はITTが好く聴こえた。
手持ちのコンデサ単体ではASCが一番好く聴こえました。

他のコンデンサも聴いてみて追加していきます。

プロフィール

millionhit515

Author:millionhit515
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター

月別アーカイブ

FC2カウンター

フリーエリア

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR