2010/04/03
ダイレクトの音と、コンデンサーの入った音とでは「月とすっぽん」で
あまりの違いに、もう再びコンデンサーを入れた音に戻せなくなってしまい
比較的音の良いと言われているポリプロピレンコンデンサーでさえ音質劣化が大きい事を知りました。
カルメンでのベルガンサのハバネラなどは、まさに妖艶と言う言葉がピッタリの鳴り方で、
その音像から前面の壁一杯に広がる響きの一つ一つを目で追ってしまうほどの再現力は
麻薬のように毎日聴かなくては気がすまないほど素晴らしい音です。
しかし最近、右スピーカーから高域が出ていないことに気が付き
メインのスピーカーから160BLを降ろしてテスターを当てたところ全く導通がありません。
「ガーン!!」やはりツィーターは、逝ってしまいました。「ウーン・・・」頭の中は真っ白です。
原因は自分の接続ミス。
振動板はべりリュームなので修理予想金額は20万円あたりか?
これはさすがに痛い!!
でもあまりに良い音だったので「しょがないか」と覚悟を決め
販売店にGOTOに修理見積もりを聞いてもらった。
まもなく販売店から連絡があり
やはり振動板交換だと一本20万円弱だそうです。
しかし振動板が無事なら修理可能との事、
もう片方との音質差があると不味いので二本とも送るよう連絡があり、
希望をもってツィーターを送り出しました。
販売店からの連絡で振動板は無事だとの連絡、ボイスコイル巻き直し、
エッジ損傷交換で対応可能との連絡、修理代1本35,000弱だそうです。
ただ正常と思ったもう1本にも問題ありとの事で
2本で7万円弱だそうです。
当初20万円を覚悟していたので、直ぐに修理を御願いしました。
修理期間10日との事でしたが、4-5日で修理が上がってきました。
とても速い対応にも感激しまたし、今は故障=即部品交換の時代、修理できるものは出来るだけ修理する
GOTOの姿勢にはメーカーの良心を感じ「さすがGOTO」だと思いました。
さて修理から上がってきたSG-160BLツィーターですが、やはりダイレクト接続で聴きます。
怖いけど、やっぱりシビレル音で聴きたーい!!
ちっとも懲りない馬鹿ですね・・・