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アルテック515ウーハーの予備機購入

毎日危険なほどの暑さが続いていましたが、今日の夕刻から急に風向きが変り気温が下がりました。少しは楽になりましたがまだまだ酷暑は続くのでしょうか?

最近はこの暑さもあり発熱の大きいA級モノラルパワー8台を要するALTECのA5のマルチアンプシステムはお休み状態で、サブ機のLo-DのHS-500でもっぱら聴いています。
昨日は久々に動かしてみましたが、やはりA5の方がメインを張るだけの音の差はあります。

このA5に使われているウーハーは購入当初は515Bがついていましたが、途中から515(A)に変更してあります。理由は515(A)の方が反応の速い軽い音質の低音が出るからです。
このウーハーのエッジはコーン紙と一体のフィクスドエッジなのでストロークが小さく、また年代が古いので紙自体が劣化していて大きな振幅の信号が入ってしまうとエッジが切れてしまう重大な事故になりやすいのです。

実を言うと私もミスで すでに片側の515のエッジが全体の半分ほど切れてしまうという深刻なトラブルになってしまい、エッジを裏から和紙で補修して音的には元通りになりましたので この状態で使っています。この事があってからは少々不安で「予備の515が1本あってもよいかな」と思っていましたところ、丁度ヤフオクに単体で出品がありました。
製造年代が古いのであまり玉数も無く、価格も515Bに比べ2倍以上はしますが、掛け替えのない物ですので思い切って購入しました。
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一枚目の画像をよく見るとコーン紙やセンタードームに白い点が幾つかある事がわかります。
これは映画のスクリーンに吹きかけた塗料の飛沫が付着したもので、このコーン紙がオリジナルである証明の様なものです。コンディションは良好な個体でしたが、巨大なマグネットの付いた この重いウーハーを入替えるのが一番の悩みです。
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ALTEC 288-16Gドライバー

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ALTECのA5の中音域を受持つ大型ドライバー288-16Gです 。
以前の288シリーズとは外観は大きく変わり、マグネットも強力になりJBLの375ドライバーも上回ります。

高域を以前の288シリーズの12kHzから15kHzに延ばして2ウェイでもツィーター無しで使用できるほどですが
さすがに高域は分割振動による歪が目立ちますので自分は7000Hzで切って使用しています。
515ウーファーとのつながりは抜群でフルレンジの様に聴こえ密度の高い実在感のある音は圧巻です。

汚いですが昔B&Kで測った288-16Gの実測データが見つかりましたので掲載します。
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311-90ホーンを付けての計測です。

ALTEC 515ウーファー  

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ALTEC515(A)ウーファー

現用しているメインスピーカーALTEC A5の低域を受持つ強力ウーファー515(A)です。
すでに製造から60年位経過していますので、希少性に価値のあるヴィンテージ・ユニットと思われがちですが、
スピーカーの基本に忠実に作られていますので今でも一級品の低音を叩きだします。
アルニコVを2㎏と贅沢につかった強力な磁気回路を持ち、駆動するホーレー社製のコーン紙はとても強靭で軽く作られています。
フィクスドエッジとベークライト蝶ダンパーが採用してあり、コーン紙を手で押しても殆ど動きません。
foは45Hzと高く、重低音は出ませんが「パン!」と張った反応の速い軽い質感と制動の効いた引締まった低音を再生します。
最初からホーンロードをかけて使用するように設計されていますので
ウーファーと言うよりバスドライバーですね。

このウーファーは天才ジェームズ・バロー・ランシングが直接設計したウーファーとしても有名です。
J・B・ランシングがアルテック社を出てからJBL社を興して最初に この515(A)と全く同じユニットを作って発売した為、アルテック社から訴えられるという事件があったようで、
ランシングの515(A)への思いいれは一方ならないものだったようです。

以前は拙宅のA5スピーカーシステムには515Bウーファーが付いていました。
515Bはfoは25Hzと低く重低音は出ましたが515(A)の軽く乾いた低音と比べて質感はやや重く、ベースの音程が不明瞭なところが気になり交換しました。
実際に両者のコーン紙を指で弾くと全く音が違います。(ボンボンとパンパン)
A5の様に2ウェイで重低音を出す場合は515Bをつかった方が迫力のある低音が得られるかもしれません。
私のA5にはサブウーファーを付加して515(A)の弱い音域の重低域と超低域を補っていますが
とても好い結果がでていると思います。

他に416-8Bに入換えて使った事がありましたが
私には音の密度が高く芯のある(実在する様に聴こえる)515の方が断然良かったですね。
JBLの2205とTAD TL-1601aにも入換えてみた事もありましたが、全く音が合わないので直ぐに出しました。(あたりまえか!でも試してみたいんですね~)

ゴトーSG-160BL ツィーター

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メインスピーカーアルテックA5の7000Hz以上の高域を受持つゴトーのSG-160BL ツィーターです。ダイヤフラムはベリリウムでエッジはFRP製です。

片手でやっと持てる重さの殆ど鉄の塊のようなヘビー級で、この重さも音質の向上に影響しているようで
今までに使ったツィーターとは段違いに静かで澄んだ鮮明な音で鳴り、格の違いを感じさせます。
ツィーターによくある音の荒っぽさは微塵も無く、いかにも日本人の作った丁寧で緻密な音と言うイメージです。
使い始めは 使用していない楽器と同様に表情の硬い音を出していましたが
いまは 全くしなやかで優しい音になっています。
ツィーターの役割は倍音の再生と思われているでしょうが、アタックの瞬間のエッジの再生や突発音、ワイヤーブラシなどの擦る音などを生々しく再現する為に大きく影響している事がこのSG-160BLツィーターを使用する事で分かります。
「このツィーターが無ければ今のメインシステムの音は実現してはいないだろうな」と思うほど重要なユニットです。

他の人のプログをみていたら
自分と同じ音のコメントを書いている人がいました。
http://arinko-audio.at.webry.info/200809/article_2.html

オーディオルーム

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無線と実験に掲載された昭和60年当時のオーディオ・ルームの見取り図を載せました。
スピーカーのセッティングは逆オルソン、アナログプレーヤーはレンコ、プリもまだLZ-12です。
当時はまだサブ・ウーハーもツィーターも無く2ウェイですが、すでに左右完全分離のマルチアンプ駆動でした。

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自作オーディオルーム
スピーカーの場所にオーディオルームの話は場違いですが、
スピーカーと深い関係がありますので此処に書きます。

オーディオルームの広さは10畳で若い頃に業者には頼まず、古い家屋の内装を壊して自分の思う様に全て一人で作りました。
母屋と別棟なので大音量も出しまくりです。
この点は家族に遠慮なく音楽を聴けますので恵まれています。
スピーカーの床下は地面よりコンクリートで打ち、直にフロアー張りにしました。
プレーヤー台も糸ドライブ式を想定していましたので、
コンクリートで地面から立ち上げて御影石を敷いてあります。
天上高は3m以上と高く採りました。
壁や天井はコンパネ下地に付板合板を張ってあります。
仕上がり状態では超ライブで、そのままでは風呂場状態でしたので色々な物をいれて響きを調整し落ち着きましたが、
ただ一つ「失敗したなぁー」と後悔する事はスピーカーとプレーヤーの位置が遠いという事でラインケーブルでプリ、パワー間を延ばさなければならない事でした。
この頃は まだケーブルを延ばす事の音質劣化について考えが甘かったので、操作性を優先してしまいました。
しかし、プレーヤーの位置は もう動かす事はできませんので、このままでいくしかありません。
 
スピーカーの設置方法
スピーカーは大概の場合 じか置きかスピーカースタンドに載せて使用するのが普通です。しかし、多くのオーディオマニアの思っているほどスピーカーの振動エネルギーは半端ではありません。
ロクハンのフルレンジならまだしも15インチウーファーともなれば、そのエネルギーは凄まじく、いくらスピーカーを重くしようがスパイクなど使おうが全く足らない事は明白でした。

メカニカルアースを採る
皆さんはメカニカルアースを御存知でしょうか?
江川三郎さんが提唱したもので通常は左右バラバラに振動するスピーカーを一体化して
音像の定位や動作の明確化を図ろうとしたものです。
自分もアルテックのA5でメカニカルアースを採ってみました。
床のコンクリートの中に鉄骨の長いアングルを埋め込んで、そこから長いボルトを立ててスピーカーBOXの上に柱を載せてスピーカーBOXを上下挟むようにしました。
ボルトで締め上げてBOXの底はコンクリートフロアー張の床と一体化していますので、
実質は物凄い質量(大地アース)のスピーカーになっていると思います。
『これで完璧』 と思われるでしょうが、まだまだ甘いのです。
ちなみにJBLのパラゴンはメカニカルアースのスピーカーです。

魂柱(こんちゅう)を使う
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バイオリン族の表板と裏板の間に入れて響きをコントロールする棒の事です。
江川三郎さんがカートリッジの後ろとシェルの間に棒を挟んで振動をコントロールしたものを こう呼んでいます。これをスピーカーでやってみました。
スピーカーの背面の柱に着けて地面からH鋼を立てて直径30mmのアンカーボルトで前後にスピーカーを突っ張ってあります。(固定ではなく、突っ張るのが味噌です。)
この為、常に応力が働いている状態になります。
SPボックスは上からメカニカルアースで抑えてありますので全く動かないはずですが魂柱を緩めると、とたんに音はボケて 『 こんなにも違うのか!! 』 と言うほど凄い差です。
江川三郎さん曰く 『スピーカーは自分の振動で自家中毒をおこしているのです。』

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