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新たな方のMC-L1000のF化の修理記事

IMG_0880PP.jpg先日MC-L1000の断線品の修理記事を載せましたが
私の記事を見た事が切っ掛けでMC-L1000の修理にチャレンジした方の記事が掲載されました。

金田式アンプの信者でフィデリックスの中川さんの信奉者でもある『テツさん』ですが、
高度な電気技術と知識もさることながら、確かな工作技術もお持ちの方なので、きっと成功されると思っていました。
かなり苦労されながらも成功まで漕ぎ着けた顛末が書かれています。
私とは比べ物にならないほど文章が上手い方なので読んで面白いと思いますので
是非読んでみてください。

まだ、聴いたインプレッションは書かれていませんがどんな記事になるのか凄く楽しみです。

その後新たな内容が追加されました。MC-F1000の試聴結果も書かれています。
この作業が如何に難しいか私では表現が出来ていませんでしたが、さすがはテツさん素晴らしい。パチパチパチ(拍手)
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Victor MC-L1000の再修理

やっと電気が復旧して趣味のオーディオを再開する事ができました。
台風被害の復旧はまだまだ元通りとはいきませんが、先に進まなくてはなりません。

さて、以前にMC-L1000の断線品を修理した記事を書きましたが、初めて修理したので出来上がった物には「あそこはこうしておけば良かったかなぁ?」といくつかの不満な反省すべき点があったのです。
https://millionhit515.blog.fc2.com/blog-entry-634.html
https://millionhit515.blog.fc2.com/blog-entry-636.html
しかし修理作業は困難を極めたものでしたので、「もう暫くはこの修理はやりたくないなぁ」と思っていました。
修理したL1000の音は素晴らしく、暫くは気に入って鳴らしていたのですが、床に置いてあったプレーヤーに足を当てた事で片側から音がでなくなりました。
これはいやでも再度修理しなければならない立場になりましたので、今回は前回の反省点を修正してみようと思います。
IMG_0499aa.jpg
まず前回と同様にコイル二個を瞬間接着剤でペアにしてステレオ用にした後、カンチレバー先端のダイヤモンドチップの背中にエポキシで貼り付けました。この振動系ベースの前回との修正点は取り付けるネジの長穴を0.5mmくらい後方に拡張した事です。取り付けたコイルはオリジナルのプリントコイルより厚みがあり、振動系ユニットを目一杯前方に出して取り付けてもオリジナルの長穴のままだとコイルと後方のヨークが干渉するのです。これで振動系ユニットの取り付けと位置決めの調整がとても楽になりました。IMG_0502bb.jpgIMG_0517cc.jpg今回は最近見つけた優れものアイテムを使ってみました。紫外線硬化型の接着剤『BONDIC』です。https://www.youtube.com/watch?v=_n4pTCkqyYMIMG_0498dd.jpg以前からカートリッジの修理で使う為にエポキシ接着剤などは色々試していましたが、硬化後に硬くなる物ほど音が良い傾向にある事がわかっていました。今回の『BONDIC』は硬化するとカッターナイフの刃も通さないほど硬くなるのです。接着には極微量のエポキシでコイルの位置決めをしたあとに、取付部に『BONDIC』を盛り、補強をすると今までのエポキシ系のフニャりとした接着とは比較にならないほどガッシリと取付けられて嬉しくなりました。しかもこの接着剤は紫外線を当てなければ硬化しませんのでユックリ余裕を持って作業が出来、紫外線を当てれば4秒で完全に固化するので作業効率や使い勝手は抜群です。修理完了後に聴いた音もカチッとした曖昧さの無い音で、この接着剤の効果が表れている様です。これからはスタイラスチップの取付時の補強などに使えば抜群の性能を発揮してくれそうで楽しみです。
IMG_0537xx.jpg前回と同様にカンチレバーの背にコイルリードを這わせ、振動系ユニットをネジ止めし、端子にリード端を半田付けすれば完了です。前回より綺麗で良い仕上がりです。
IMG_0540zz.jpg
IMG_0547pp.jpg今回はMC-L1000オリジナルと同じにボディ下部の振動系保護用の樹脂カバーを取り付けてみました。余計な音が付いて少し音は曇りますが、スタイラスカバーを取り付けることができます。
IMG_0551jj.jpg今回の修理に使った道具です。この中では新たに加わった道具は竹製のピンセットで、先を極細に削りヤスリで尖らせ使用しています。

前回の音の評価と変わらずhttps://millionhit515.blog.fc2.com/blog-entry-640.html
修理後のMC-F1000の音は他のカートリッジでは得られないほど超リアルで鮮烈でした。
*Fはfidelix社のコイルだからですね。


サテンカートリッジを再び購入

以前サテン社のカートリッジM-21の修理記事を掲載しまた。
https://millionhit515.blog.fc2.com/blog-entry-641.html
https://millionhit515.blog.fc2.com/blog-entry-649.html
今でもSATINのM-18BXは数個持っていますし、M-21Bも今は手放してありませんが持っていましたので、もうM-21は手にする事もないと思っていたのです。
しかし、修理の終わったM-21を聴いてみて、改めて自然で素直な音質の好さを感じたので
機会があれば再び購入してみようと思い始めていました。

今回オークションに出品があり、「針あり音でますが、古い商品ですし出力など不明なのでジャンク扱い」とのコメントが書いてあります。『音が出ている』という事は導通があると言う事ですし、何時もの様にグリスでコイルが固着していても私には大した問題ではありませんので入札をすると、予想価格よりかなり安い値段で落札する事ができました。
イメージ 1
そのカートリッジが届いたので、見てみましたが、外観はあまり弄られていない様ですので早速聴いてみました。
やはり、コイルが固着していました。左Chは殆ど音が聴こえず、右Chは僅かに音が聴こえます。導通があるかをみてみましたが両Chとも問題はありませんでした。
前回の修理記事と同様に、ほぼ完全に固着の状態です。

さて、何時もの様にまずは硬化してしまったグリスの洗浄ですね。
前回と同様の作業過程で何度か洗浄を繰返し、コイルは動く様になりましたので、オイルを添加して完了です。

以前聴いたM-21BはM-18BXと比較して少々オーバーダンプの様な音だったので手放したのですが、どうもその原因はグリスの粘度が上がってしまっていたからかもしれません。M-21系はヨークとコイルのギャップ幅がより精密になりM-18系より狭くなっていますので、グリスの粘度の影響を大きく受けていたのではないかと思います。
イメージ 2
修理を終えたM-21をあらためて聴いてみて、音の良さを再認識しました。シャープで鮮烈な音のベリリウムカンチレバーにこだわる必要はなく、ノーマルのM-21でも、かえって強調感のない自然で好ましい音だと思える様になってきました。

ハイフォニック MC-A5カートリッジの修理

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先日ハイフォニック社の『MC-A5』の修理依頼がありました。
カンチレバーを折損してしまいJICO社で修理をした物だそうですが、
『掛け次ぎ』をして修理した部分が取れてしまったのだそうです。

到着した物を診てみましたが、掛け次ぎに使ったアルミパイプが腐食していて、根元に挿してある部分も浅かった為に取れてしまった様です。
オリジナルのカンチレバーと針ですので、これはそのまま使う事にして
JICO社で修理に使ったアルミパイプは腐食していてボロボロなので、新たに旋盤を使って掛け次ぎに使うパイプを挽く事にしました。
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前の画像の物を折り取った物です。細い方の内径0.3㎜外形0.45㎜、太い方が内径0.4mm外形0.5mmです。太い方をカートリッジ側の折れたカンチレバーに挿し接着し、細い方に針の付いたカンチレバーを挿せば完了です。
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あとは接着剤が硬化するのを待つだけです。

ShureV-15typeⅢ金属ベースの製作その2

以前の記事でShureV-15typeⅢ様に金属で取り付けベースを作ってほしいとの御依頼を受けて制作しましたが、
https://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/29903415.html
本体を銀メッキの樹脂シャーシから取り外す時に端子板に無理がかかってしまった様です。
超々ジュラルミン製金属ベースが出来上がってシェルに取付、レコードに針を落とすと全く音がでません。すぐにテスターで測ってみましたが両端子とも導通がなく、
断線している事が判りました。

このままでは申し訳が立たないのでオクで動作品のtypeⅢを探し、落札ができました。
ようやくそれが到着しましたので、今度のオリジナルベース部からの取り外しはハンドルーターの丸鋸を使いベース部を細かく切ってからバラシ、本体には無理がかからない様にしました。

再度組立直してレコードに針を落としてみましたが、今度は無事に音がでました。
代品のtypeⅢオリジナルのままの音も聴いてみてから
金属ベースのに取付けた音を聴いてみましたが、全体に鮮明になり、特に低域の甘さが無くなっている様です。

これで無事お返し出来る事となり一安心です。

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