FC2ブログ

ShureV-15typeⅢ金属ベースの製作その2

以前の記事でShureV-15typeⅢ様に金属で取り付けベースを作ってほしいとの御依頼を受けて制作しましたが、
https://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/29903415.html
本体を銀メッキの樹脂シャーシから取り外す時に端子板に無理がかかってしまった様です。
超々ジュラルミン製金属ベースが出来上がってシェルに取付、レコードに針を落とすと全く音がでません。すぐにテスターで測ってみましたが両端子とも導通がなく、
断線している事が判りました。

このままでは申し訳が立たないのでオクで動作品のtypeⅢを探し、落札ができました。
ようやくそれが到着しましたので、今度のオリジナルベース部からの取り外しはハンドルーターの丸鋸を使いベース部を細かく切ってからバラシ、本体には無理がかからない様にしました。

再度組立直してレコードに針を落としてみましたが、今度は無事に音がでました。
代品のtypeⅢオリジナルのままの音も聴いてみてから
金属ベースのに取付けた音を聴いてみましたが、全体に鮮明になり、特に低域の甘さが無くなっている様です。

これで無事お返し出来る事となり一安心です。

ShureV-15typeⅢ金属ベースの製作

先日シュアー社のMMカートリッジV-15typeⅢの樹脂ベースを金属で作ってほしいとの御依頼をうけましたので制作してみました。
材質は超々ジュラルミンのA7075にしてみました。
イメージ 1
イメージ 2
ナットがいらない様にネジ切をしてあります。
イメージ 3
基幹部品を仮嵌めしてみましたが、良好です。
イメージ 4
スタイラスユニットも取付てみました。あとは接着すれば完成です。
イメージ 5
イメージ 6
シェルに取り付けて完成です。

SATIN M-21の修理依頼のその後

以前に『zae**737さん』からサテン社のM-21カートリッジの修理を2個まとめて御依頼されて治した記事を載せましたが、
https://millionhit515.blog.fc2.com/blog-entry-641.html
その後の記事をブログに載せて頂きましたので御紹介します。
前編と
https://fugaku2.blog.fc2.com/blog-entry-2808.html
後編に別れています。
https://fugaku2.blog.fc2.com/blog-entry-2819.html

順調に動作をしている様でお役にたてたようです。

Victor MC-L1000修理のその後

イメージ 1
Victor『MC-L1000』カートリッジの断線したコイルを自分で交換修理してから1ヵ月半がたちましたが、その後も快調に動作していて使い続けています。
https://millionhit515.blog.fc2.com/blog-entry-640.html
オーディオ機器、特に自作や自分自身での修理品は、当初は音がとても良く聴こえてしまうもので、暫く聴いていると何かしらの違和感や不満が出てくるものですが、この修理したL1000は他のカートリッジと比較をしても(L1000のオリジナル機を含めて)当初に聴いた№1の抜けた音質評価に変わるところはありません。

このところ聴いている『BONSAI』スピーカーの音質の好さの一因もこのカートリッジが担っている事は間違いがないところです。(アルテックのA5のメインシステムに付け替えても素晴らしい)

さて、この『MC-L1000』の修理ですが、コイル自体の質量を軽くする為に 0.017mmという極細のホルマル線を使用していて配線やハンダ付をする時に極めて難しい作業を強いられます。今回の修理作業も初体験でたまたま運良く成功しただけだったのかもしれません。
「もう一度やれ」と言われても全く自信がないのが正直な所です。

ですので、このマイクロコイルを譲ってくれたフィデリックス社の中川さんに「極細線のハンダ付けの練習をしたいので、この17μ(ミクロン)の線材を少しわけて貰えないか?」と頼んだところ「この細さの線材は持っていないが23μのホルマル線なら沢山あるから1巻きごと送るよ」との事で先日この線材が1巻き送られてきました。
イメージ 2
作業机の写真ですが、手前に1ロールの銅線がみえますが結構な重さがあります。やはり綿屑の様な細さで、この線を手巻きしてもカートリッジのコイルが作れるほどの細さですので、練習をするには十分です。
そして実体顕微鏡の作業台の上にあるゴミ屑のような物が
これです。
イメージ 3
メッキ線とメッキ線をこの極細線で繋いで練習しました。繋がって見えていても導通が無い事がありますので、テスターで検査して確認をしました。これだけやるとコツが分かって自信がついてきます。はじめはコテの適切な温度設定など分からずに手こずり時間がかかりましたが、後半は接続に数秒とかからずに出来る様になってきます。
もっと練習をして確実に自分の物にしたいと思います。

次にカートリッジを修理する時が楽しみになってきました。

SATIN M-21の修理依頼

先日私のブログを見た方からサテン社のM-21の修理依頼がありました。
話を聞くと 両チャンネルより微かな音しか出ていないそうで、
カートリッジの状態と、事の経緯はこの方のブログに書かれていました。
https://fugaku2.blog.fc2.com/blog-entry-340.html
動作しないのに気が付いて10年以上経過している様なので修理できるか自信はありませんが依頼を受けてみる事にしました。
このブログの内容には回復手術と書かれていますが、分解などしなくてもオイルは除去できますので、あまり弄られていない事を祈ります。

数日して修理の依頼品が送られてきました。
イメージ 1
M-21が2個です。早速顕微鏡を覗いてコイルの動きを確かめましたが、2個ともに完全固着一歩手前の重症でした。
イメージ 2
コイルがフリーの状態ならアーマチュアを押し引きしてもコイルがそれに伴って上下する為に極細のアーマチュアに無理はかかりませんが、コイルが固着状態でアーマチュアを動かそうとすると無理がかかって曲ってしまい、最悪は根元から切れて一巻の終わりとなってしまいます。このタイプのカートリッジを修理しようとしてアーマチュアを破断させてしまったケースは多いのではないかと思うのです。

まず一個目のカートリッジのコイルを動かそうとしてみましたが、とても動く状態ではなく、荒療治ではありますが、洗浄スプレーを使ってグリスを溶かします。
洗浄スプレーは内部も侵す恐れがありますので、できるだけ使いたくはないのですが、このままでは何れにしても修理は不能ですので吹きかけてみました。

暫くそのまま置いてから顕微鏡を覗きながらアーマチュアを竹ひごを使って少しずつ動かすと徐々にグリスが解れてコイルが動いてきました。こうなれば修理の目鼻は付いた様なものです。
再度、コイルに洗浄スプレーを吹き付けて緩んだグリスを吹き飛ばします。
グリスの無い状態でカンチレバーユニットを本体に取付、音出しをしてみました。
正常な音量で両チャンネルより音が出ましたが、この状態ではダンピングが効かずに高域にピークが付いたハイ上がりの音ですので、オイルを添加してから再びレコードを掛けてみました。

全く正常なとても好い音がします。修理は完了です。・・・

と思ったら今朝には音が出ません。まだ、カートリッジ内に残ったグリスの残渣が翌日にヨークにコイルを貼付てしまっている様です。
こうなると始めから再度洗浄し直してオイルを点け直す作業の繰り替えしですね。

二個体とも現在三度目の洗浄をして様子をみていますが、快調に音は出ていまので、明日の朝、コイルがヨークに張付いていなければほぼ修理は成功です。


2月28日追記です。
27日の朝二個のうち一個が右chの出力が小さく、再度の洗浄です。
28日の今朝になってやっと納得できるまでの音になりました。
数日の間、聴いてみて変化がなけば修理成功です。

zae**737さん、二個とも治してお返し出来そうですよ~

プロフィール

millionhit515

Author:millionhit515
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター

月別アーカイブ

FC2カウンター

フリーエリア

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR